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2019年1月12日土曜日

サンプルを差し上げたらまさかの斜め上の答えが返ってきた話

斜め上の答えって世間ではよく聞くけどこんなことがあったっけ※…

「飲み放題を考えていて、オリジナルのね、コーヒーをね、お願いしたいんだけど」
とある飲食店経営者さんからの打診。
客層や予算などを聞いて店頭にあった豆をブレンドして「こんな感じで作ってみましたので一度お店に戻られてご検討ください」とサンプルを差し上げました。

数日後
「いや~、サンプルのコーヒーとても美味しかったです」
「ありがとうございます。じゃ、あの感じのオリジナルブレンドを作っていいですか?」
「いや、ダメです」
「は?」
「美味しすぎるんです」
「ダメですか?」
「ダメなんです。あの味だといっぱい飲まれちゃうから」
「…(まさかの斜め上の答えにビックリ)

●●の豆だけメチャ深煎りにして鋭い苦味だけを強調しちゃおうか…なんて一瞬考えたけど、商売のためとはいえさすがに不味いブレンドを作るのは不本意。
ちゃんとしたものを売る。これだけは譲れないですからね。
じゃなきゃ、ウチの店がなくなってしまうよ。

 で、考えてひとこと。

「でもね、ブラックで飲んでいただければ砂糖やミルクを使わない人も増えるから…ポーションって結構高いでしょう?」

納得されてました、、、GJオレ

それにしても、飲み放題とか食べ放題っていう裏にはいろいろあるのかもしれませんね~(毒毒)



※ちなみにコレはもうかなり前で時効な話です

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きょうのひとりごと☆Thinking out loud by Hiro”JP”Asakura
独り言とかつぶやきって言っても、”Thinking out loud”
思わず口にしちゃった的なニュアンスです。
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2017年3月9日木曜日

FOODEX JAPAN 2017☆安心安全で身体に良くて美味しいものを出来るだけリーズナブルに…今回の良い出会いをお客様につなげていきたいです

3月9日、幕張メッセへ出張です。
首都高速で多少渋滞にハマりましたが開場30分前に到着。
FOODEX JAPAN 2017

誰もが知っている大手ブランドから小さな食品会社や生産者まで3000社以上…広い会場の半分かそれ以上が海外からの出店社でまるで外国の空港にいるような感じです。
特にオーガニック・ビオ系の食品を扱っているところは海外企業がほとんど。
当たり前のように英語で話しかけられます。
アメリカ、ギリシャ、チュニジア、南アフリカ、スペイン、フランス、インドネシア、ベトナムetcからの出展社...それぞれ特有の”におい”はもちろん、英語にも”お国なまり”があってワールドワイドな感じ。
自分もeimy店長も小さなころから”語学を活かしたシゴトがしたい”ということで現地買付をしています。
なのでこういう英語での商談はとてもテンションがアガりますしバイヤー魂に火が付きまくりです(^^ゞ
全部は時間的に回れませんが、気になったところで試食試飲して、おっ!と思ったら名刺交換して話をします。
とはいえ、じゃらんじゃらんは個人の小さなお店なので、そんな規模の個店と小ロットで直取引していただけるかどうか…正直にウチの店の規模とスタイルを話します。

じゃらんじゃらんは『小さな店から、ほんものを。』というコンセプトで、オーガニックやヘルシーなフードと毎日売り切る分だけのコーヒーの焙煎をしている地方都市のとても小さな店です。扱っている品数は決して多くはありませんが、販売する商品は全て実際に食べたり使ってみて、自信を持って勧められるモノだけしか置きません。そしてお客様に永く使っていただけるように出来るだけリーズナブルなプライスで販売したいです。

そんなウチのスタンスに共感してくださった業者さまも多々でありがたいです。
すでに取引頂いているオーガニック系フーズ問屋さんにも挨拶しながら色んな最新情報やフードの背景などカタログには書いていない情報を収集します。
FOODEX JAPAN 2017


春過ぎ頃からの新展開も視野に入れているので、いろいろなオーガニック材料を使った最新レシピもその道のプロの方に直接教えてもらいます。
やっぱり身体に良いものはナチュラルで美味しい!
こういうのを口にすると、
あたかも健康に良いようなキャッチコピーとパッケージで、
イ●ンとかコンビニなんかに大量に売られているような商品には、
いかに余計な糖分や添加物だらけなのかがよくわかります。
ある店で『素材の持ち味を活かしました』とかいうのを食べたけど、
あれも大嘘だな。舌で感じる本質って意外と侮れません(苦笑)
FOODEX JAPAN 2017


フランスの生産者さん直の本格チーズを沢山試食させていただいて、イタリアやフランスワイン~シャンパーニュまで...これも新展開を視野に入れた仕事の一環ですか~!? 車で来るんじゃなかった…羨ましいです(笑)
(大手さんなんですけど生産者から直買付品多数でなかなか! そしてちゃっかり取引先として登録していただけることに)
FOODEX JAPAN 2017


美や健康×食。最新情報収集に余念がありません。
年齢なんて単なる数字ですよね、店長っ?(笑)
FOODEX JAPAN 2017


はるばる南アフリカからやってきた農園主さん。
コーヒー豆も、ワインのブドウも作ってるけど、オリーブオイルも作っているんだそうです。
特にオリーブオイルは農園から搾る工場までたった400mだそうで自信たっぷり。
自慢のオリーブオイルを飲ませていただきましたがこれは本当に美味しい!
そしてこの方にもウチのポリシーを理解してくださいました!
ここのオリーブオイルはお店に置きたいし使いたいな~。
FOODEX JAPAN 2017


試食試飲の連続でお腹は膨れるけど、最終最後まで頑張りました!
名刺はSOLDOUT。バッグは資料や頂いたサンプルでパンパン。
嬉しい出会いはもちろん、今後取引先となる世界中の会社や生産者さんと直に話せるのはとても良いですね。
インスパイアされたことも多々ですし、今年5月に満15周年を迎える今後のじゃらんじゃらんにプラスになるのは間違いないです。
安心安全で身体に良くて美味しいものを出来るだけリーズナブルに…今回の良い出会いをお客様につなげていきたいです。
業者の皆様、じゃらんじゃらんのお客様、食を通して健康で楽しい日々を送りましょう!
今後ともどうぞよろしくお願いします。


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夕暮れの首都高は混雑気味。
富士山も見えてるんですが画像だとわからないですよね。
ずっとつながる車の赤いテールランプ・川に映る灯り・暮れていく都会っていうマッチングが綺麗です。
FOODEX JAPAN 2017☆美味しい!楽しい!嬉しい!という良い輪をお客様につなげていきたいです。
かつて上京して、学んで、それから職に就いて、結婚して計10年以上はこの景色の中で暮らしてたんですよね…(遠い目)
そんなことをぼんやり考えながらeimy店長実家(店長は東京出身です)へ向かいます。
自分はそこでようやく飲めました(笑)



2016年11月27日日曜日

サンタさんにメールしてください! という季節だから...

※ネタばれ注意:子供は見ちゃダメよ(^^ゞ


「これ、サンタさんにメールしてください!」と息子が紙を持ってきた。
サンタさんにメールしてください! という季節
まだメールで良かった。LINEしてくださいとか言われたらなんか嫌。

「サンタさん【既読】になった~?」とか(笑)




自分が小学生の頃は「サンタさんは親なんだって!」と周りから教えられた覚えがあります。

それを知っていながら希望プレゼントを書いているような感じはしません。

小学校4年生、まだまだピュアなようで、父は今年はサンタを引退できないようです。

でも、そろそろサンタクロースを信じる・信じないという分岐点の年ごろかな。

真夜中、起こさないようにそーっと忍び足でプレゼントを枕元に置きにいくスリルもあと何回かな~?(笑)




というか、そろそろクリスマスブレンドを試作しないと…

じゃらんじゃらんのクリスマスブレンドは、

毎年出来の良い産地の農園の豆だけで作る特別なブレンドです。

じゃらんじゃらんのクリスマスブレンドは 毎年出来の良い産地の豆だけで作る特別なブレンドです

今年も美味しかった~と言っていただけるように頑張らないと(^_-)-☆




2016年10月25日火曜日

Original Drip Bag Coffee Gift 昨年に引き続き嬉しい悲鳴です(≧▽≦)

eimy店長が夜なべして仕上げたギフト箱は数にして100箱近く。

数千のドリップバッグコーヒーが入っています。

お客様のこだわりと贈るおもいを「オリジナルのブレンド」に仕立て、

その先のたくさんの「誰かのホッとする顔」を想像しながら心を込めてつくらせていただきました。

ご好評だったようで昨年に引き続いてご注文を頂きました<(_ _)>

本日納品になります。


ドリップバッグコーヒー☆ お客様のこだわりと贈るおもいを「オリジナルのブレンド」にしてパッキング



某社長さんに

「じゃらんじゃらんは良いお客様に恵まれてますね」

といわれたばかりですが、

何だかんだ15年、お店をやっていて良かったな、と改めて思います。

感謝です<(_ _)>




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他のどこにもない”オンリーワン”。
返礼品・ウェディング時のプチギフト・贈り物etc...
オリジナルブレンドでのドリップバッグをお作りいたします。
ご相談は info☆jalanjalan.jp じゃらんじゃらんまでお気軽にどうぞ!
(送信の際は☆を@にかえてくださいね)





2016年5月1日日曜日

心よりお悔やみ申し上げます。 どうぞ安らかにお眠りください

今朝、開店前にeimy店長と一緒にあるお客様のお宅へ。

失礼ながらお葬式が終わってからの弔問になってしまいました。

∴‥∵‥∴‥‥∵‥∴∵‥∴‥∵‥


お参り後、淹れいただいた珈琲の立ち上る湯気からは毎日飲んでいるあのかおりが…

「じゃらんブレンドを飲みながらJAZZを聴くのが大好きなひとだったの」

お葬式でも振る舞っていただいたそうです。

穏やかな笑顔の遺影の前で思い出話。

夏の夜にお二人と街でバッタリ出会ったとき「これから飲みに行くの」と、とても楽しそうで”自分たちも子供が巣立ったらああやって仲よく飲みに出たいね”なんて羨ましくおもったっけ。

「私たちはじゃらんじゃらんの夫婦みたいに自由で楽しく生きたいね」って言ってたのよ、と。

「そんなことないですよ。喧嘩もするし」

「喧嘩できるうちがイイときよ」

「・・・」

∴‥∵‥∴‥‥∵‥∴∵‥∴‥∵‥

未だにお亡くなりになられたことが信じられませんが、

心よりお悔やみ申し上げます<(_ _)>

どうぞ安らかにお眠りください。


2016年4月24日日曜日

今朝のコーヒーはいつもよりなんだかほろ苦い

毎朝のジョグの時に感じる日に日に濃くなっていく新緑。
冬の初めに愛犬ベベが亡くなって、ドタバタしているうちに、もう春が真っ盛りだ。
時が過ぎるのは本当に早いなぁ。

昨日、実家からベベの写真入りマグカップが3つ届いた。
どこで作ってきたのか(笑)

朝食の準備をしているとき、手が滑ってメイプルシロップを盛大にこぼしてしまった。
拭きながら『あーあ、もったいないことしたなぁ…』とつぶやくと、
「べっちゃん生きてたらぜ~んぶ舐めてくれたからもったいなくなかったよね」と息子。
ベベが生きていればあーだこーだという話で盛り上がるも、
すべて架空の話なのでちょっと切ない。

今朝のコーヒーはいつもよりなんだかほろ苦い

まだまだ、みんなベベのことを忘れられないでいる。
今朝のコーヒーはいつもよりなんだかほろ苦い気がしたよ。


2016年4月12日火曜日

素直な気持ちを大切にすることが優先かな~と

去年このLIFESTYLE BLOGに書いた記事"違和感しか感じないので じゃらんじゃらんではコピ・ルアクはあえて売ってません"はいまもPVがたくさんあり皆さん興味があるようなんですよね...そしてまた「コピ・ルアクは扱ってますか?」というお問い合わせも多いです。

今回、オーガニック栽培の農園を訪問してきました。

オーガニックって何か勝手に脳が<素朴><実直>などのワードを連想しちゃうんで、実は少し期待もありました。

けれど現実は前回訪れた農園と同じでした。

初めて見るジャコウネコに目を輝かせていた9歳の息子も、

農園の人の話(その生産方法)を訳して教えているとみるみるうちにトーンダウン。



「檻に入れられて同じものしか食べさせてもらえない一生ってとっても可哀想だね」

とボソッとつぶやいていました。

綺麗ごとかもしれませんが自分たちも同じ気持ちを抱きましたね。

扱えばきっと売れるんだと思います。

商売としては魅力的ですが、それよりも素直な気持ちを大切にしたいと思います、ハイ<(_ _)>




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コーヒー豆農園訪問については→旅LOG記事もご覧くださいネ





2016年2月24日水曜日

誰かが作った「流行」を鵜呑みしないで自分の直感や感覚を大事にしたいものです

有難いことにとっても忙しくさせていただいておりblog更新もままなりませんでした。
こんなBlogでも楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるみたいで更新が1週間ぐらいあいちゃいました<(_ _)>


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"ファーストアタックはいきいきとしたフレッシュオレンジ。フルーティーさの中にもほのかに感じるブラックペッパーやシナモンのスパイシーなニュアンス。豊饒なテロワール(土壌)を想わせるしっかりとしたボディは奥行きがあり複雑な味わい。余韻にお香のようなウッディなアロマが漂います。高貴な果実のようなこの・・・(略)"(そのお店に悪いので少し文章を加工しています)


これ、ワインの能書きかと思ったらコーヒーです。
とある方から
「今、こういう浅煎りが流行ってんの? こだわりの豆らしくて高かったんだけどね。正直、不味くて飲めないんだけど。悪いけど見てもらえない?」
とコーヒーを手渡されました。

挽いているときから青臭かったんですが、
試しに飲んでみたら酸っぱーい!青臭ーい!
ここ最近のブルーボトルとかサードウェーブ系流行りで、
シングルオリジン×浅煎りブームなんですかね!?

嗜好品だからそれを正しいだの間違ってるだのは無いです。
だから何とも言えないけど、
少なくとも自分の好みではないし、丈夫なはずの胃がムカムカし始めています。
中米のなんちゃら農園の浅煎りの豆…
捨てるには忍びないので脱臭剤になってもらうことにします。

自分の感覚ではコーヒーって特別なものではなく、
ごく普段の飲み物だから“何か特別なモノ的であるような過剰な蘊蓄”は正直ノーサンキューです。
お客様も「「ホットするための飲み物なのに、最近はどんどん高くなって、そして難しくてまるで知識をのまされているみたい」っておっしゃってましたね~…(→記事)

お客様の実際のニーズと、コーヒー業界が儲かるように持っていきたい方向との間に、大きな溝があるような気がしてなりません。
先の豆の説明も、付加価値をつけて高く売りたいのが一字一句に透けて見えるような感じですもんね。
ナンボ商売でも自分はあそこまでは書けないなぁ。ある意味尊敬します。
もし自分がコーヒー豆だったら恐縮しちゃいますね。
「オレのこと高貴な果実なんていう人もいますけど単なるコーヒー豆っすから。少しだけ育った環境に恵まれただけです」
って(笑)

コーヒーは種類も焙煎度合いもいろいろありすぎるし、
お客様の好みも千差万別なので、特徴の説明は必要です。
例えば誰でもわかるように...、
「このコーヒーは深めの煎りで少しビターですけど、強いコクがあるので甘いドーナッツとかと一緒だと美味しいですよ」
…みたいな感じの方が、テロワールだ果実だ言われるより、確実に伝わるのでは!?と思うんですけどね~…どうでしょう!?



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コーヒーもワインも食も、なんでもそうなんですが、
自分の感覚を信じていなかったり自信が無かったりすると、
誰かが作った<流行>とか<TVでやってた>等をそれがいいモノのように感じちゃって、
そしてまるで鵜呑みにするように自分の判断を選択しちゃいがちですよね...
番組で「○○を食べれば痩せる」とかやると次の日そればっかり売切れたり。
食べて痩せる食品なんてあったら大問題ですよ。そんな訳ないじゃないですか(苦笑)

ま、今はインターネットがあるから違いますが、
昔は、親や学校の先生、そしてTVが言うことが絶対的な時代でしたからね。
そんな一方通行で育ってきてる世代はことさら洗脳されやすいのかもしれませんね(笑)
こんな記事もぜひお読みください→顔が見える≠安心でない例


そうならないように、
自分の直感や感覚を信じ生きていきたいものです。












2016年1月24日日曜日

人の振り見て我が振り直せ、みたいな

昨晩の<素材はいいんだけど飲んだ人を心から喜ばせようという作り手の思いが感じられないワイン>を飲んでいてふと思いました。モノづくりって手にしてくれた方を喜ばせようとするサービス精神に下支えされていると思うんだけどね。人の振り見て我が振り直せ、です。



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前に企業コンサルタントの営業がやってきて、「世の中見た目重視ですから、お店に焙煎機を設置して、そうですね、オーナーさんはコーヒー屋さんらしくネクタイして、店員さんはベレー帽とか…、あ、看板はウッド調で・・・・当社にお任せいただければ…」内心「ケッ笑わせんなよ」と。マーケティングや店の構築を外部に依存すると独自の味はどんどん薄れていく気がします。また、こんな上っ面だけのことでお客様が来てくださるのなら誰でもやると思いますよ。丁寧にお断りしました。無駄なことに経費を使うと商品の値段に跳ね返りますからね(笑)


あるお客様の話です。「ネットでもどこでもいろんなスペシャルティ豆が売ってるけど高いです。なのにこんなに良心的な値段で嬉しいです。いつも焼きたてなのがわかるしおいしいし!!」と、じゃらんじゃらんに毎週ご来店くださいます。そのお客様が「先週の豆、豆の色がいつもよりちょっとだけ違ってませんでした? 味は一緒だったけど」と。
(あ、鋭い) ある生豆の袋が違うロットになったんですね。豆のグレード・収穫年度・生産された農園は同一なのだけれど収穫された月が違った豆。花が咲いて実がなってと植物の生育は均一ではないですから農作物にはつきものの話なのですが…。ロットの違いなどはこっちサイドの話。じゃらんじゃらんで焼いて売っている豆を購入して飲まれるお客様にはそんな話はあまり関係ありません。
<いつもの味>
それを変えないように、誤差ができるだけないようにしよう…と焙煎しています。そのロットは豆の保水量が若干多かったようなので、それを飛ばすためにちょっとだけ煎り加減を深くしていたのでした。誤差レベルの話ですがそれを見抜く舌。脱帽するとともに身が引き締まります。


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じゃらんじゃらんはお店からほど近い専用の工房でコーヒー豆を焙煎しています。ただ単にプログラムされた温度や時間だけで焼いているわけではなく、微妙な水分量やタイミングを見極めながら火加減を加えているので、お店で接客しながら焙煎もする、とかはちょっと出来ないかなぁ。あと自分は埃とか衛生面やデリケートな生豆の保管・管理のことも考えちゃいますね。なので自宅事務所内に専用の工房を作ってそこで焙いています。本当に自家焙煎ですね(笑)
お振込み用紙にコメントを頂くととっても嬉しいです
お振込み用紙にコメントを頂くととっても嬉しいです
いつも七日町のお店に通ってくださるお客様、郊外や市外県外よりわざわざお店にご来店くださるお客様、そして全国からネットを通してご注文をくださるすべてのお客様の期待を裏切らないようにしないとね~と。駄文を書いている暇があったら溜まってる予約分をとっとと焙煎しろ、と?(。-_-。 )ノハイ



2016年1月6日水曜日

その贈り物で相手が本当に笑顔になるかどうか!?

「じゃらんじゃらんって名前だったわよね? あ、ココだ。やっとたどり着いたわ~」と。
「頂いたコーヒーが美味しかったから買いにきたんです」というお客様でした。
…そんなカンジで新規のお客様が次々とご来店されてます。
そういえば年末年始のギフトのご注文が多数でしたm(__)m
新たなお客様がご来店されるのも、通ってくれるリピータのお客さんのおかげですね。
ありがとうございます。
お店の場所が分かりづらくてすみません。
ナナビーンズ(旧松坂屋デパート)の1Fの奥の方にあります。
14年…今年で15年目なのに小さな店のままで、
ろくに宣伝もしてないのであまり知られてませんからね~(苦笑)

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お客様からいろいろな頂き物をします。
「ちょっと安かったから買いすぎたわ。ハダカのままで悪いけどすぐ食べてね~」
とお客様の好みの食べ物をおすそ分けしてもらったり、
「いっぱい作りすぎちゃって」なんてホームメイドのものまでいろいろと。
じゃらんじゃらんは舌の肥えたお客さまが多いので、
そんな方々からの頂き物ということもありますが、
これがどれも美味しいんです。
しかも物を買っていただいているのに
「いつもありがとね~」
なんて逆に言葉までを添えていただいて...。
ありがたいことですしメチャ嬉しいですm(__)m


それとはまったくことなる形式的な頂き物...
取引先やいろんな会社の営業さんなどからは、
デパートの包み紙で包まれたいわゆる<贈答品>をいただくことがあります。
見栄えがするパッケージになんちゃらシェフ特別監修の××とか(笑)
一見凄いんですが開けてみると中身より防腐剤!?人工的な添加物の臭いが先にたちこめます。
ひと口食べてみれば、オートメーションで作られたことが明らかな定型文テンプレートのような薄っぺらい味。
そしてご丁寧すぎるラッピングや包装紙は食べられないしゴミになるだけ。
あれ?この食品メーカーって広告で確かエコ活動になんちゃら...とか言ってなかったっけ?とアラまでみえてしまうという...(苦笑)
正直、<大手やデパートのものなら安心>という昭和の頃のメジャー信仰のような...
こういうマーケティングとかブランディングのカタマリっていうか、
<味よりも体裁優先のようなもの>って肌に合わないなぁ、と思います。
贈ったり、贈られたりということはいいことだと思いますし、
否定するわけではないのですが、
この手の物はもらっても正直なところあまり嬉しくないし、
どうにも笑顔になれません、という話でした。

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ありがたいことに今日も年始のギフトのご予約が多数入っています。
明日の休みも焙煎しないとこなしきれない感じです。
焙煎した豆はeimy店長が丁寧にラッピングしてギフトの形になっていきます。
”え、このコーヒーおいしいじゃん。どこの?””七日町のじゃらんじゃらんってお店らしい”
...といってもらえればイイな、という下心にはチャック(笑)
コツコツと心を込めて丁寧に焙煎したいと思います、ハイ(^_−)☆
オリジナルなコーヒーギフト☆”え、このコーヒーおいしいじゃん。どこの?” ”七日町のじゃらんじゃらんってお店” といわれるように、コツコツと心を込めて丁寧に焙煎したいと思います







2015年12月30日水曜日

地球の裏側から届きたての新豆で 新しい年にへ向けての特別なブレンドを作ってます!

12月30日、今日の夕方でお店の営業は今年ラストです。

「年末年始に美味しい珈琲を」「ちょっとした手土産に」「ご挨拶用の贈り物に」etc...

毎日〃〃、朝早くから夕方まで焙煎が続いています。

お店もeimy店長一人でかなり忙しそうで、時間帯によってはお客様をお待たせすることも多いみたいです...。

気がつけば今日まで12月になって2人とも1日も休んでいないな、と。

たまにテンパってしまうと一切合切投げ出したくもなるけどそこは考え方。

毎年、こんなに忙しくさせてもらって本当にありがたいと思います。

食生活や運動習慣のおかげか風邪すらひきませんが、

どちらか欠けたらそれでお終いだから、さらに気を付けます。

ハイ、健康な身体はいちばんの資本ですからね~(^_−)☆



クリスマスの大きな山を無事乗り越えたと思ったのもつかの間、

すでに<お正月の山>へと登り始めています。

まもなく2016年。新しい年。

新年には紅や黄色が似合う、と思います。

紅は華やかさと色気に満ちているし、黄は幸せの象徴の色だから。

日本の真裏ブラジル・ミナスジェライス州の農園から秋に収穫されたばかりのフレッシュな珈琲豆が届きました。

新豆中の新豆です。

<アマレロ>という黄色に熟する珍しい特別な珈琲豆はミルクチョコのようなまろやかさが特徴。

紅色の<完熟ブラジルサントス>は円熟したコクときめ細かく上品なビターさ。

これをそれぞれベストに焙煎しブレンドします。

お正月の特別な珈琲。

ご期待ください!
















2015年12月5日土曜日

パ―ティーの続きはクリスマスブレンドでもう一度乾杯を!

アジアンZAKKAをお買い物のついでに<じゃらんブレンド>を100gお試しで買われていったお客様が再訪され「はじめてブラックで飲めました♪」と。
そしてクリスマスブレンドを楽しみにお帰りになったそうです。
嗜好品とはいえ「飲みやすい」「美味しい」と言ってもらえると嬉しいです! 励みになりますm(__)m



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じゃらんのクリスマスブレンドはその年に仕入れた豆のなかでも特に美味しい豆だけで作る特別なブレンドで毎年楽しみにされているお客様がたくさんいらっしゃいます。
気合がはいります(^^;
今年は4か国の農園指定のスペシャルティ豆で作ります。
それぞれベストの状態に焙煎し、豆を混ぜながら心地よい音色のような風味をめざしブレンドしていきます…それはまるで五線譜に音符を置いて和音を奏でるような作業!? 気分は指揮者です(笑)

そしてまた、単なるカップテストだけではなく<食べながら飲んでの相性チェック>...
ワインでいう<マリアージュ>もとことん試しました。
・まずそのまま飲んで「美味しい」と思えるか→OK
・鶏を食べた脂を流せるか?→OK
・濃厚なチョコや乳脂肪分たっぷりのスィーツと合うか?→OK
・食後のデザート(フルーツ)ともイケるか?→OK

散々料理を作って、ケーキやプリンetcを買ってきて、食べながら飲むテスト(笑)をしていたら体重が1㎏以上増えちゃいましたけど(笑)
ここ何日か微調整をしながら詰めをしていましたが…お待たせしました!



HAPPY HOLIDAYS! じゃらんじゃらんの極上のクリスマスブレンド
12/25までの期間限定焙煎になります


パ―ティーの続きはじゃらんじゃらんのクリスマスブレンドで<もういちど乾杯!>はいかがでしょう?
HAPPY HOLIDAYS! じゃらんじゃらんの極上のクリスマスブレンド
HAPPY HOLIDAYS EVERYONE!




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2015年12月1日火曜日

その先の誰かのホッとした数千の笑顔を想像して...Part2


いよいよ師走ですね。
じゃらん事務所もバタバタヽ(~д~*)、です。

有難いことにまたまたオリジナルブレンドギフトのご注文をいただきましてm(__)m
お客様のこだわりと贈るおもいを「オリジナルのブレンド」に仕立て、
その先のたくさんの「誰かのホッとする顔」を想像しながら...
今回も心を込めて焙煎しラッピングさせていただきました。
お客様のこだわりと贈るおもいを「オリジナルのブレンド」に仕立て丁寧にお包みいたします
eimy店長が数日間夜なべして仕上げ、昨夕に無事お客様へ納品させていただきました。


☆じゃらんじゃらんのギフトはすべて手作りになります☆
お歳暮やご年始、クリスマスギフト等、
ぜひお早目にご相談くださいませm(__)m




◆───-- - - - ───-- -  -- --  -- - - -───-- - - -- - – --───◆


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他のどこにもない”オンリーワン”。
オリジナルブレンドのご相談は info☆jalanjalan.jp じゃらんじゃらんまでお気軽にどうぞ!
(送信の際は☆を@にかえてくださいね)


2015年11月29日日曜日

今年のクリスマスブレンドの試作…食べながら飲んでマリアージュをチェック

すべてプレミアム&スペシャルティで作るじゃらんじゃらんのクリスマスブレンド。
問い合わせのお電話やメールが多くなりました。

今朝は試作をマグカップで3杯。
素で飲んでのチェックはもちろんなのですが、お客様がこのコーヒーを飲まれるシチュエーションを想像しながらのテストになります。
・鶏を食べた脂を流せるか?
・濃厚なチョコや乳脂肪分たっぷりのスィーツと合うか?
・食後のデザート(フルーツ)ともイケるか?
...食べながら飲んでの相性チェック…ワインでいう<マリアージュ>はどうか!?と。
食べ合わせで味の印象って相当変わりますからね~。
eimy店長がお店に持っていく弁当のおかずを兼ねてのクッキング(彼女の弁当箱は一足先にクリスマスです 笑)
今朝も朝食だけで1000kcalは確実に食べました~!
早朝ジョギングしてお腹は部活の高校生並にペコペコなので問題は無いんですけど(笑)


JALAN COFFEE = 極上のX'mas Blend 2015 =
プレミアム&スペシャルティで作るじゃらんじゃらんのクリスマスブレンド
心地よい滑らかさとしっかりした骨格を出すために、オーガニックのエルサルバドル(農園指定)と樹上完熟のブラジル(農園指定)をベースにするのは決まりました。

酸味を感じさせずにアタックを軽くさせるために爽やかな酸を持つコロンビア(農園指定)をあえてシティーローストで...かな!?

アクセントはどれにしようか!?
カリブ海系の大らかさをとるか、それともコクに厚さというより太さをだすためアジアンスペシャルティに振るか…口の中で、そして鼻腔に抜ける味やニュアンスの変化を上手く出すために絶賛悩み中です。

ま、こんな面倒くさいことはお客様にはどうでも良いですね(笑)
「あー、スィーツとコーヒーあうわぁ~!」「いいクリスマスだね!(^^)」というように...
脇役として少しでもお役にたてればイイな、と思いながら、試作してます(・・。)ゞ
でもだいぶ完成しました。まもなくです!
ご期待くださいネ♪




2015年11月14日土曜日

毎日セール価格?? プレミアム&スペシャルティ豆が平均383円(100g) どうして安いの?

多数のお客様が仰るにはじゃらんじゃらんの珈琲豆は”他のコーヒー豆専門店に比べて良心的”なんだそうです(^^)v
確かにネットショップとかで同じような銘柄の豆を見ると2割~半額みたいです。
『どうして安いの?』ってほぼ毎日のように尋ねられますので書きますねφ(^^)

その前にまずご安心していただきたいのは”安かろう悪かろうな豆は一切取り扱っていない”ことです。
トレーサビリティのしっかりした上質な豆のみを焙煎して販売しています。
安心・安全・おいしさを追求。上質な豆のみを焙煎して販売しています。
2015年11月現在、いちばん安いブレンドが177円~いちばん高い農園指定の完熟トラジャでも486円。
じゃらんじゃらんの焙煎豆主要20銘柄すべての100g平均価格は383円(税込)です。
自家焙煎ショップの全国的な平均価格帯は500~700円位だと思います。
じゃらんじゃらんは一年中365日常に市価の3割引で販売していることになりますね!
これでも、自家焙煎店を初めて14年で国際コーヒー豆相場が上昇したため3回ほどやむを得ず少し値上げしたんですけどね(^^;
380円ってコーヒー豆相場が低かった2002年頃の値段かもです。


受賞農園です! カッピング高得点! スペシャルティです! フェアトレードです! オーガニックです!etc...の付加価値をつけておまけに価格もつけ放題状態!(うちはやってません 笑)
コーヒーもワインもそうですが『高いほど品質はいいはず!』という心にジワジワ攻め込んできますが、冷静に考えれば嗜好品だし高ければ良いとは限らないですよね!?

ちょっと前になりますが、あるコーヒー関連組織に属している方とのエピソードです...
「コーヒーはイメージ。もっと夢や蘊蓄をつけて高く売ってほしいです(そんなに安く売らないでというニュアンス含みで)
と言われたことがあります。
「アサクラさんはどこかで修行されました? 実は私は○○という組織だけれど受講すると<○○で修行してきました>と宣伝も可能になり売り上げが上がります」
○○で修行しましたなどというワケのわからない箔やウンチクつけて100円200円も高く売るだって!? 毎日コーヒーが欠かせないお客様からしたらフザケンナだと思います。実に薄っぺらい。
「うちはそういうのは一切やりません。今後も。だからどこにも、何の系列にも属したくないんです」
と言ったら黙っちゃいましたが(笑)

☆組織に属さない → 本部などに吸い上げられる経費が掛からない
☆家族経営 → 人件費がかからない
☆小さな店のまま → 家賃・光熱費など固定費が安い
☆宣伝費をかけていない → 口コミでのご来店ありがとうございます
☆内外装はシンプル → 商品ありきと思っております
☆珈琲の他にも商いをしている → ZAKKA輸入卸、他
その他、企業さまや料亭・レストラン・カフェさまなどのオリジナルも作っていたりします。なので☆外商もありますね。

こういう理由がいろいろとあって一般的なお店より安く販売が可能なんです。



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商売をやっていると色々な方がみえます。

お客様だけではなく営業に来る方もいます。

「じゃらんじゃらんさんの珈琲をもらって飲んで来たのですがこんなにイイものを売ってるのに安すぎます。七日町ブレンドだって260円(100g)なんてもったいない。500円以上、倍で売れます。実は私は企業コンサルの...(略)」


とか


「私は店舗開発の...初めてのお客様はまず見た目から入りますから店内外を珈琲屋さんっぽくして高級感を出して広告も...(中略)...すぐに利益倍増の人気店になれるはずです」


など(笑)

どれも丁寧にお断りさせていただきました。
そんなやり取りを偶然見ていらした常連のお客様がここに来るとほっとするんだから~変な話に乗らないでね」と苦笑されていましたよ(笑)



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おかげさまで毎日本当にたくさんのご注文を頂いております。
市の中心街という場所がら転勤族のお客様も多く、この地から離れられても継続してwebshopやお電話、メールで注文をいただける。
そして逆に<ありがとう>と言っていただけたり身体までご心配くださる方まで。
こんな嬉しい事はないです。

日々、小さな焙煎釜でコツコツと当日or翌日くらいに売り切る分だけ焙いてます。
予約が殺到しているときとかは10㎏の釜を入れてガーっと焙いちゃいたいな、とか思うときもあるのですが(苦笑) 自分は楽になるかもですが、例えば焙煎日から10日経った豆が店に置いてあったらお客様の立場になったら「無い」ですもんね。
効率は悪いのですが、今のやり方は「明日の朝まで200g焙煎おねがい」などのリクエストにもすぐ対応できるし、小回りが利くので続けていこうと思ってます。


スタッフはたった2人なのでお客様から頂く貴重な声にもすぐお答えしたり実行することが可能です。
本音を書くと実は休みが休みでない日も多く決して楽ではないんですけどね。
eimy店長と自分2人の気力と体力がつづく限り、お客様にとって気軽に何でも頼めるようなお店でありつづけたいと思っております。
今後ともじゃらんじゃらんをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m 



2015年11月9日月曜日

味・飲み方・楽しみ方に正解も不正解もない飲み物が珈琲だと思います

「小心者なんで入るのに勇気が要ったけど来て良かった~」
先日のblog記事”お客様にとってABC(Always Better Coffee)でありたい”とHPの<ウンチク料が上乗せされていないコーヒー>というワードを見てのご来店だそうでありがとうございます。
じゃらんじゃらん☆JALAN COFFEEのキーワード

 Pleasure to meet you!(^^) ようこそじゃらんじゃらんへ! 

何のジャンルでもそうだけど<専門店>ってどことなく敷居が高いイメージありますよね。
入るのにちょっぴり勇気が必要な感じ…特に自家焙煎珈琲豆屋はその感が強いらしいです。
実際に「コーヒー知識がないから専門店には入りづらかったんです」と仰る方も多いですね。

コーヒーってなんでしょう!?
受賞するようなスペシャルティ豆にはとろけるような甘みや爽やかな酸味があって「これぞ純粋な味」と思う方もいれば、「酸味・苦味・香り・コクが調和したブレンドこそがコーヒー!」という方、「ブラックは飲めないけどミルクをいれたコーヒーは好き」という方まで、嗜好品だからこそその人によって好みがバラバラな飲み物です。
味はもちろん、飲み方とか楽しみ方に、正解も不正解もない飲み物だと思います。

ホットするための飲み物なのに、最近はどんどん高くなって、そして難しくてまるで知識をのまされているみたい
というお客様もいらっしゃいました。
本当にそうですね。結局は美味しいと感じるかどうか。
ですので「コーヒーとはこうでなくちゃ」的な押し付けは一切しません。

また「一人なんでたくさんいらないんだけどちょっとだけって買いづらい」と仰るお客様もいらっしゃいます。
じゃらんじゃらんでは<×××g以上>などの良くある縛りはありません。
100gから100g単位で購入できます。
新鮮なコーヒーを新鮮なうちに気軽に楽しんでいただきたいです!
わからないこと、疑問、他どんなことでも気軽に伝えていただければ、店長も自分も出来る限りお手伝いさせていただきます。
じゃらんじゃらんの入り口に敷居なんてありません。
あなた好みの美味しい一杯をぜひじゃらんじゃらんで見つけてくださいネ!

<関連する記事です。こちらもどうぞご覧ください>
・毎日セール価格☆プレミアム&スペシャルティ豆が平均383円(100g) どうして安いの?




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自分たちはウンチクは語りません、というよりまだまだ語れるほどでないと思っています。
現地の農園視察人気カフェなどでレシピを教えていただいたり14年間のコーヒーにかかわる仕事で、いろいろと学んだことはお伝えできると思いますが、ウンチクを語れるほどのマイスターではないと思います。逆に、自分たち生まれる前からコーヒーを嗜まれていらっしゃる通なお客様をはじめ多数のお客様から育てていただいております。「じゃらんじゃらんがなくなったら困る」と言ってくださるお客様がいらっしゃる限り、日々勉強です、はいm(__)m これからもよろしくお願いいたします。



2015年11月6日金曜日

違和感しか感じないので じゃらんじゃらんではコピルアクはあえて売ってません

先日書いたフェアトレードコーヒーの闇的な記事のページビュー数が凄いです。
同様によく尋ねられる件について書きます。
この記事はあくまでも私たちじゃらんじゃらんスタッフの主観であり「綺麗ごといってんじゃないよ」「価値観が違う」「私が飲むものについてつべこべ言われたくない」と思ったらスルーしてください。


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「コピ・ルアク、ありますか?」
「インドネシアならじゃらんじゃらんさんと思ったけど、コピ・ルアク扱ってないんだ」
と何名ものお客様からたずねられたし、がっかりさせてしまったり...。

KOPI LUWAK(コピ・ルアク)とはジャコウネコのうんちコーヒー。
世界一高価なコーヒーとして日本でも数年前からメディアがたびたび取り上げて話題になっています。
もしじゃらんじゃらんが現地の農園に視察に行ってなかったら「ありますよ~。世界一!」とかいって店で売っていたかもしれません...

話題になった当初、インドネシアが主産地なので、じゃらんじゃらんで扱うつもり満々でした。
これまでの現地買付時に何ヶ所かの現地農園を訪れ視察とテイスティングをしました。
違和感しか感じないので じゃらんじゃらんではコピルアクはあえて売ってません
ルアクとeimy店長
コピルワック ジャコウネコの糞
これが消化されずに排泄されたコーヒーの実(うんち)
違和感しか感じないので じゃらんじゃらんではコピルアクはあえて売ってません
ルワックコーヒー:ごく普通にまろやかで美味しいコーヒーです。
(現地では1杯≒250~500円程度でホンモノが飲めます)

■コピ・ルアクをじゃらんじゃらんが扱わない理由 その1
味に対して価格が高すぎる!
まろやかで上品な酸味があり普通に美味しいですがいくらなんでも高すぎます。
いま日本ではルアク豆が100gあたり5000円くらいで売られているそうです。
喫茶店で飲むと1杯1500~2500円もするんだそうです(@@)
正直なところ、猫のうんちコーヒーにそれだけの価値を見いだせないです。
その金額なら自分だったら迷わずワインを買います。



■コピ・ルアクをじゃらんじゃらんが扱わない理由 その2
それホンモノですか??
そして、それは本当にルアクコーヒーなの??という問題もあります。
飲まれたことのある方でも目隠しでだされて「これ何のコーヒーだ?」って言われたらわかりますか?
いろいろ飲みましたが正直なところそこまで特徴的なコーヒーだとは思えませんでしたし、一口にルアクコーヒーといっても農園によって植えてあるコーヒーの種類はいろいろだから味だってかなり変わると思います。
そして本題。
「幻のコーヒー」といわれている希少価値のわりにはやたら流通しているという...だいたいジャコウネコ自体がそんなにいないらしいですし、これほど輸出できるほどの生産量があるか疑問です。
大手だから・有名だから安心・もはや都市伝説レベルの信ぴょう性かもしれません 

ちょうど今日(2015/11/6)のニュースでJAマークが入った有機肥料が実は嘘だった、とニュース報道がありましたが、少し前にもデパートの食品売場とか有名ホテルのレストランのメニューで産地や食材の偽装表示が相次いで発覚されていましたね~。…大手だから安心とかもはや都市伝説レベルの話ですね。

コピ・ルアクが市場に溢れている状況・・・これは第二の「ブルーマウンテンNo.1」といえるかもしれませんね。
出所のはっきりした安心安全なちゃんとしたものを適正な価格で…いつもまっとうな商売をしていたいです。あ、だから14年も続けてるのにいつまでも店が小さいままなんですね?(...ってまた言ってるし 笑)
※ブルーマウンテンについて「それ本当にブルーマウンテンですか?」産地のジャマイカは秋田県ほどの大きさしかない小さな島で、コーヒーが栽培される面積はもっとずっと狭いです。なのでブルーマウンテン(ブルマン)生産量は年間5000トンもないのですが、なぜか日本だけでもブルマンの消費量は2万トン前後。もちろんその年度の豆ばかりが流通しているわけではないのですが、それにしても数字がまったく合いません。”名前だけで高く売れるもの”は悲しいかな...このようないい加減な状況です。



■コピ・ルアクをじゃらんじゃらんが扱わない理由 その3
生産方法が動物虐待で無理!
ある農園を訪れたとき、農場の人が「ルアクに餌をあげてみる?」と。
当然、コーヒーの樹になったコーヒーの実をルアクにあげるのかとおもったら...
「ルアクはなんでも食べるの。毎日毎日無理矢理食べさせられてるコーヒーの実よりこっちのほうがずっと喜ぶんだ!」とその辺に咲いている赤い花を摘んできました。ルアクは喜んで食べています。「内緒ね!」と彼。これはルアクコーヒーを生産する農園的にNG行為なんです。
本来いろいろなフルーツや木の実を食べるジャコウネコに無理矢理コーヒー豆だけを与える過酷な飼育環境

人間の欲求のためだけに牢屋に入れられて毎日毎日コーヒーの実ばかり与えられ生きていくしかないルアク。表情が…。
ルアク かごに入れられて毎日毎日コーヒーの実ばかり与えられ飼育されている

元々いろいろな物を食べるルアクに無理矢理コーヒー豆だけを与えるという、ひどい飼育環境を実際に自分たちの目でみました。
本当の意味での「KOPI LUWAK」は野生のルアクがたまたま農園にやってきて食べたコーヒーの実うんちを焙煎して飲んだら予想外に美味かった、というものだそうです。
そんな自然状態で糞を集めるのは相当大変でしょうし、そういうホンモノだったら値段が張るのはわかります。
でもほとんどがオリにいれて無理矢理コーヒーの実だけを食べさせて生産するのってある意味あの悪名高いフォアグラ生産(youtube動画:残酷な描写があります=閲覧注意=)と同じかも。

オリにいれるのは効率よくうんちを収穫できるから。人間の都合だけで自由を奪われうんちを出し続ける毎日。
動物好きの自分たちにとって、
「こういう方法を執っているなら扱うのは無理」
と素直に思いましたね。
扱えばきっと売れるんだと思います。
目先の収入よりも素直な気持ちを大切にしたいと思います。
綺麗ごといってんじゃないよ?
って言われそうですけど、心からそう思いましたので<(_ _)>



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