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前に企業コンサルタントの営業がやってきて、「世の中見た目重視ですから、お店に焙煎機を設置して、そうですね、オーナーさんはコーヒー屋さんらしくネクタイして、店員さんはベレー帽とか…、あ、看板はウッド調で・・・・当社にお任せいただければ…」内心「ケッ笑わせんなよ」と。マーケティングや店の構築を外部に依存すると独自の味はどんどん薄れていく気がします。また、こんな上っ面だけのことでお客様が来てくださるのなら誰でもやると思いますよ。丁寧にお断りしました。無駄なことに経費を使うと商品の値段に跳ね返りますからね(笑)
あるお客様の話です。「ネットでもどこでもいろんなスペシャルティ豆が売ってるけど高いです。なのにこんなに良心的な値段で嬉しいです。いつも焼きたてなのがわかるしおいしいし!!」と、じゃらんじゃらんに毎週ご来店くださいます。そのお客様が「先週の豆、豆の色がいつもよりちょっとだけ違ってませんでした? 味は一緒だったけど」と。
(あ、鋭い) ある生豆の袋が違うロットになったんですね。豆のグレード・収穫年度・生産された農園は同一なのだけれど収穫された月が違った豆。花が咲いて実がなってと植物の生育は均一ではないですから農作物にはつきものの話なのですが…。ロットの違いなどはこっちサイドの話。じゃらんじゃらんで焼いて売っている豆を購入して飲まれるお客様にはそんな話はあまり関係ありません。
<いつもの味>
それを変えないように、誤差ができるだけないようにしよう…と焙煎しています。そのロットは豆の保水量が若干多かったようなので、それを飛ばすためにちょっとだけ煎り加減を深くしていたのでした。誤差レベルの話ですがそれを見抜く舌。脱帽するとともに身が引き締まります。
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じゃらんじゃらんはお店からほど近い専用の工房でコーヒー豆を焙煎しています。ただ単にプログラムされた温度や時間だけで焼いているわけではなく、微妙な水分量やタイミングを見極めながら火加減を加えているので、お店で接客しながら焙煎もする、とかはちょっと出来ないかなぁ。あと自分は埃とか衛生面やデリケートな生豆の保管・管理のことも考えちゃいますね。なので自宅事務所内に専用の工房を作ってそこで焙いています。本当に自家焙煎ですね(笑)
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いつも七日町のお店に通ってくださるお客様、郊外や市外県外よりわざわざお店にご来店くださるお客様、そして全国からネットを通してご注文をくださるすべてのお客様の期待を裏切らないようにしないとね~と。駄文を書いている暇があったら溜まってる予約分をとっとと焙煎しろ、と?(。-_-。 )ノハイ
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