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2016年9月28日水曜日

我が家定番の秋の味覚-庄内煽り烏賊でミュスカデを☆WINE&DINE

9月~10月は庄内の海で高級イカとされる「煽り烏賊」が釣れる季節。
これが美味しいんですよ~。
山形市内からは往復で4時間かかるところが難点ですが、
朝だけ釣りに行ってきました。



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エギング 
イカ釣り専用の和製ルアー「餌木(えぎ)」を使う釣りです。
これを上下や左右に動かしてイカの興味をひいておびき寄せ、
スーっと沈めるとギュンと抱いてきます。
魚と違ってジェット噴射のヒキです。
水が入ったビニール袋がギューギューっと意志を持って引き込む独特のヒキ感。

この日は穏やかで釣りやすい海だったのですが、
表層と下層で潮の流れが違う2枚潮で釣りづらく、
また夜光虫が大量発生しているようで、
イカの餌となる小魚の動きもイマイチのようです。
とにかく渋い~...

3時間頑張って4杯しか釣れませんでしたが、
自家消費にはちょうど良い量です。
(この時期、コンディションが良いともっと釣れます)

独特のエメラルドグリーンのアイシャドー。
本当に綺麗なイカです。
旬の庄内煽り烏賊とミュスカデ☆WINE&DINE

旬の庄内煽り烏賊とミュスカデ☆WINE&DINE




WINE&DINE 
キャッチ&イート。
釣れたてを即〆て氷温で持ち帰った超新鮮なイカを頂きます<(_ _)>
息子のリクエストのお造りとか新子握り。
盛り付けが雑で申し訳ない<(_ _)>
旬の庄内煽り烏賊とミュスカデ☆WINE&DINE


これだけだったら冷えた日本酒があいますが、他にも焼き秋なすのオリーブオイル&チェダーチーズグリルや生まぐろの香草グリルとか、和洋折衷でいろいろ作ったのでワインでいただくことにしました。
シャブリにしようか迷いましたが醤油にも合わせられるワインとなるとミュスカデかな~。
料理を作りながらキンキンに冷やしておいたワインでカンパーイ( ^_^)/□☆□\(^-^ )です。
旬の庄内煽り烏賊とミュスカデ☆WINE&DINE
【WINE 2014 Muscadet Sevre & Maine Sur Lie Domaine du Vieux Chai / Lacheteau

テロワールや生態系を尊重し環境と人の健康を守りながら高品質のブドウを栽培するという"テッラ・ヴィテス(Terra Vitis)"の認証ワインなんだそうです。
口に含むとフレッシュな柑橘系の爽やかなニュアンスにちょっとエキゾティックなうまみがあります。
気軽に飲めるデイリー価格帯のワインですが、シンプルな魚介系料理と合わせるなら文句なく美味しいです!(@⌒¬⌒@)ノ 



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「これマジやばい位美味しい、奪っていい?」と息子。
アオリイカのお造りが乗った皿を抱えて食べています(笑)
旬の庄内煽り烏賊とミュスカデ☆WINE&DINE
「甘い。やばい。美味しすぎる~。」
「オレも釣ってみたいな~。ダダ、来週平日に振替休日があるから釣りに連れてって!」
親子の会話も弾みます♪









2016年9月20日火曜日

藝術の秋におもったこと☆純粋な表現=芸術だとしたらそれができるのは子供のうちだけだろうな、と

自宅の郵便ポストに1枚の写真が入っていました。
小4の息子が自由に作った夏休みの工作
そういえば夏休みでミンミン蝉が大合唱しているころ、彼はコレを作ってたっけ。
学校に持っていったはずですが、何かに選ばれたのか!?
どこかの会場に展示されてたみたいです。
子供会の方か町内会の役員さんか誰かわかりませんが、
展示されている作品を撮ってきてくれたようです<(_ _)>
うち息子は無頓着で、どこどこに展示された…等を、
いつも教えてくれないので見に行き損ねました。

芸術とちょっと違うかもしれませんが、モノをつくるといういうことで...、
自分はゲームデザイナーとして10年以上ゼロからモノ作りをしていました。
でも、会社の意向、営業サイドの都合、制作費や納期の制約、法律順守などいろいろあって、
必ずどこかで妥協しなければならず、本当に自分がつくりたいもの、したいこと100%を形にしたことがありません。
(その中でも妥協点はできるだけ高い位置でというのは常に意識していましたが...)

そういうことを考えると、いつも思うんですが、
絵や物をクリエイトして報酬抜きの純粋な表現ができる= 芸術だとしたら、
それができるのは煩悩や制約がない子供のうちだけの特権ような気がします。
(もちろん大人でもそういう純粋な方もいるとおもいますけど...)

でも、最近の小学生の夏休みの工作や宿題とかを見ているとプロ化していて、
親の関与が相当大きい(ほとんど?)
「賞獲り狙い」
的なものも多くて、一概にそうもいえませんけどね。
ちょっと検索してみたらそういう系のサイトが多数ヒットしました(苦笑)
小学生の夏休みの工作や宿題の受賞のコツサイトなんてのがある世の中
受賞するコツって…そこまでして「賞」が欲しいんですかね?
なんていうか姑息というか、
こういうのを見て作らせて「賞」をとったとして嬉しいんですかね!?
こんな教育を受けて育ったらロクなオトナにならないと思うんですけど。
子供のうちぐらいは純粋に好きなようにやらせてあげたらどうかな~、と。

余談になりますが、街の文化的なイベントを見ていても、
師匠や教授に気に入られたいとか、
メディア受けを狙ったような作風のゲージュツが多いなぁと、
素人目ながらそう感じます,毒毒(笑)

と書いていていま思い出した話…。
自分の祖父は書道の会派の会長だか何か、
展覧会の審査をするようなその道ではわりと有名な人みたいでした。
亡くなったときの葬式も書道のなんちゃら会が会葬で盛大にやってくれてました。
そんな祖父に会いにお正月に行くと、弟子が次々と挨拶にきます。
で、まったく関係のない自分にお年玉をくれるのです。
そっか、彼らもまた賞が欲しかったんだな。
今思えば師匠(審査員)のご機嫌取り(ワイロの一種)ですね。

ずらずらと書いてきて、何がいいたいか、と言うと(^^ゞ
チッポケな価値観を優先して自分を殺して何かを得るより、
何かを得られなくても、
自分の正直なキモチを大事にした表現や生き方をするほうがいいな、
ということです。

では最後に一句。
"ごますりで 入賞するのも 芸のうち?!"
ゲージュツの秋です。




2016年9月16日金曜日

Happy 20th Anniversary with 2013 CHABLIS Jacques Bourguignon

結婚式を行った日はまた別なのですが…今日9月16日は入籍した日。
あの日からもう20年も経つんですね。
脱サラ、引っ越し、2人で独立開業、出産、家を建てたり、初めての子育てでアタフタしたり、娘のように可愛がっていた愛犬の突然の死、もしかしたらあの世逝きだったかもしれない交通事故、大波小波はいろいろありました。
記念日って過ぎていったそんな日々をふと思い出させてくれる日なんですね。
ま、とりあえず家族で元気にこの日を迎えられたことに、
2人とも大好きなシャブリで乾杯( ^^)/□☆□\(^^ )ですね
Happy 20th Anniversary with 2013 CHABLIS Jacques Bourguignon
…とはいえバタバタと忙しくゆっくり料理している時間がなかったので、
DADDY’Sキッチンは料理といえるほどのものではなく"ワインのおつまみ"程度ですけど(^^ゞ


‥‥MENU‥‥
季節のフルーツ(柿・ピオーネ葡萄・刈谷梨・りんごのココナツオイルソテー)のクリームチーズ生ハム包み
・無農薬野菜とアヴォカドのサラダ
・鶏ささみの白ワイン蒸し&ソテー
これらの皿にはうちで定番のスーパーフードで作るヘルシーな万能基本ソースのみ!(手抜き??)
スーパーフードな万能ソース
…をかけただけ。
コレ、サラダにソテーに生ハム+フルーツとか、本当に何でもあうのでオススメですよ。
(メイプル/バルサミコ/オリーブオイル(すべてオーガニック)はじゃらんじゃらん店舗で販売しています)

また育ち盛りの息子には…
ツナまよ+アヴォカドのマフィンピザ
そして、お客様のO様から本日頂いた...
・食事用ブリオッシュ
コレはもう、卵の甘みが今日のドライな↓シャブリとパーフェクトなマリアージュでした。

‥‥WINE‥‥
・2013 CHABLIS Jacques Bourguignon
アタックはぶっきらぼうな感じに思えるほど強めなのですが、柑橘、ハーブ、ミネラルがうねり、蜂蜜のような麗しい余韻を一瞬みせつつ、草原に吹く風のようにドライに切れていく。
グラスの向こうにブルゴーニュの丘が見えるようなワイン。
美味しかったです。
ご馳走様でした(人´∀`)
【このワインの点数 ★★★★73点】


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食べ物とか料理もそうですが、コレだけでいいというのはありませんよね。
素材を組み合わせることによる相乗効果で生まれる味。
夫婦ってのもある意味そういうマリアージュなんだろうな、と。
少し酔っちゃったかな(笑)
ま、似たような感性とか価値観がないととても無理です、20年って。
さ、21ページ目をめくろう






2016年9月7日水曜日

1年かかったけどようやく吹っ切れた

お客様がこのブログを見たり、自分たちと海外・料理・ワインなどのことを話していると、ツイッターやFBに溢れるキラキラ投稿をみるように、『毎日が充実していてイイわね』と映るようです。
決して"盛ったり"はしてないですがそれは断片的なこと。
トラブルや悲しみや怒りやストレスなど、表に出してないだけで、決してキラキラなことだけではありません。

あれから1年。
バリに飛ぶ直前に、バリではなく"あの世"に逝ってたかもしれないあの一瞬。
それまで大病や大きな失敗、もちろん交通事故を起こすことなど1度もなく、40数年間を生きてきた彼女。
元気な息子も授かりすくすくと成長していること、産んでくれた親も長生きしてくれていること。
2人だけでやっている街の片隅の小さな店はおかげさまで15年も続いている。
朝から晩までシゴトして、必死に毎日を過ごしていて時間も心にも余裕なんてあまりないけど、
毎日家族3人一緒にごはんを食べ、たくさんお喋りしたり、時にはケンカもする。
そんな当たり前のように 側にある普段の生活。
そんなすべてを失ってしまったかもしれないあの一瞬のことを、
彼女は誰のせいにもしないし、言い訳もせず、顔にも出さず、楽しそうにお客様とお喋りしながら手を動かしている。
お客様と似たような事故の話(不幸話)になるときもあり聞いているこちらとしてはヒヤヒヤしたりするのですが、そんな時でも彼女は自分の感情を抑えつつも、しっかり向き合って話してるのを目の当たりにしていました。
気持ちがすぐに顔に出てしまう自分には到底できないかも。


事故のお詫びと償い、公的なこと(免停や罰金納入)も終わり"みそぎ"は済んでいたものの、依然として彼女の中にはなにかモヤモヤするものがあったようで、休日にふさぎこむこともありました。
そんな中、あの事故からほぼ1年後、今年もバリマラソンに出ることにしました。

意識が飛んで倒れそうになるようなバリ島の暑さの中を、
42.195㎞を一歩たりとも歩かず走り切ったことで、
彼女の抱えていたネガティブなものはすべて汗と涙とともに蒸発したようです。

シゴトがある幸せ、食べるものがある幸せ、着るものがある幸せ、住む場所がある幸せ、家族がいる幸せ、そして健康で命がある幸せ。
つい忘れがちになる日常のありふれた幸せ。
これからも大波小波が来るときもあるでしょう。
でももっと自分に正直に、幸せを沢山感じられるよう、自分の理想を追いかけつつ、これからの人生を楽しみたいと思います。
感じることができるうちに・・・。
Keep Our Head Up, Always!
気づきをありがとう(^_-)-☆



(こちらもどうぞ)
RUN BALI(バリマラソン参加記録のブログ) 
http://runbali-jalanjalan.blogspot.jp/



2016年9月5日月曜日

ジョグとランの違い。気晴らしと達成。トリップとジャーニーの違いみたいだな、と今更ようやく気付いたかも(笑)

フルマラソンから1週間。タイムが載ったメールが来ました。
4時間29分24秒
ぎりぎりサブ4.5でした。

でもメチャ嬉しいです。
スタート~17㎞までの前半はキロ8分(時速7.5㎞)の超ちんたら観光マラソンで、eimy店長と別れた17㎞~本気を出してラスト42.195kmまで後半25kmはキロ5分15秒(時速11.3㎞)ペースで走っての結果だから、いつの間にか持久力がついたのかな~!?と。もし17㎞~のペースでフルを走り切ったら3時間44分前後。余裕のサブ4です(机上の空論)

マラソンで負傷した足爪も治り身体も戻ったのでフルならキツイかもだけど21.0975㎞(ハーフ)なら十分維持できると思えるスピードで昨日と同じ約7.8㎞のコースを朝ランしてみました。結果、昨日より15分速かったです。いつもどんだけゆっくりなんだよ~…(笑)
今日のスピードはキロ4分43秒(時速12.7㎞)
これで8㎞の距離を37分くらい走って、ラン後にほとんど息もあがってないし気持ちいいだけでした。このペースでハーフだと100分切りの1時間39分くらいで走ることができます。寝起き空腹状態でだから、これでエイドとかあったら多分ハーフなら余裕かもです。こんなことなら山形まるごとマラソンに応募しておけばよかったかな(笑)

ということで、来年もバリマラソンに挑戦したくなってきました。まずは目標はサブ4達成。
年齢による衰えが気になるけど、バブル世代だから上昇指向だしまだイケるしまだ頑張れる…と思う(笑)

ふと頭に思い浮かんだのはトリップとジャーニーの違い。
旅という意味でも2つありますよね。
ジョギングは気晴らし。トリップ…観光旅行。
タイム狙いで挑戦するラン。これはジャーニー…冒険の旅。

冒険って響きは幾つになっても男子を惹きつけてやみません。未知の領域の冒険にそなえ、自分を鍛え、本質的な力をつけていきたいものです。

画像はタイ・バンコクのルンピニ公園。ジョギングの聖地。タイに行くたびに走ってる。気分がアガる場所です!



(こちらもどうぞ)
RUN BALI(バリマラソン参加記録のブログ) 
http://runbali-jalanjalan.blogspot.jp/