5月31日~6月2日は臨時休業して高3息子ラストの高校総体県大会(インターハイ予選)の応援をしてきました。
インターハイに出場するってことは多くのガチ運動部高校生にとって最大の目標だし息子もそうです。特に高校に入学してからは<インハイに個人で出場>という明確な目標をたてて練習に励んで、いろいろ大変なこともありながらも経験とか自信とかをコツコツと積み重ねてきて、けど今回、負ければそこで部活引退となる後がない最終舞台。コートの外で見守ることしかできない親としてはヒリヒリして足が地に着かない感じ。でもここに照準をあてたピーキングは成功している感じはするしそうなるようにアシストしてきました。なので息子を信じて見てました。
個人戦シングルスの県出場枠はたったの2枠。3回戦で苦手な強敵、準決勝で現県1位の選手を倒し、決勝戦ではタイブレークまでもつれてそこで足が攣ってしまい惜しくも負けてしまったけど準優勝してインハイ出場決定! !まずは1つ目標達成!
個人戦ダブルスの出場枠はさらに厳しく県1枠。優勝するしかないです。決勝戦は5-4と接戦になって迎えたマッチポイント40-30・・・取ればインハイだけどココを落としてデュースになると相手に流れがいってしまうポイント。もうハラハラです
ファーストが白帯に当たって入らずセカンドサーブ(ダブフォするなよーって祈)・・・返ってきた球をバックで丁寧に深く返し、相手を下げて浅くなって浮いた球をペアがボレーで決めた!ヽ(´□`。)ノ・゚ヤッタ! 目標達成とともに報われた瞬間!
シングルス、ダブルスともに念願の個人インターハイ出場!!
8年間の練習の成果を出し切ったと思います。我が子ながら褒めてあげたいです。かかわってくれたいろんな人、そして経営するお店の多数のお客さまからも応援していただき、またかかわりの深い方やジュニア時代のコーチからもお祝いのメールも貰いました。心より感謝申し上げます<(_ _)>
今年2024年のインターハイ テニス競技は8月初旬に大分県で開催。対戦で負かしてきた選手たちの思いも背負って県代表として全国の舞台で出来るところまで頑張ってほしいです。
思い出の整理がてらちょっと補足になります。
競技テニスの道に入って8年間弱。ウチは小5夏から試合に出始めた遅いスタート(県トップジュニアの子はほとんど小学校低学年(1~2年)から始めてる選手ばっかりだから『なんぼ急成長してても団体でならともかく個人で全国なんて無理じゃない?』なんて感じに陰で言われてたみたいです。それが息子や自分に伝わってきて<今に見てろよ>的な感情を持って練習してましたね。次は●●君を倒すって目標を決めて、そこから逆算して何をすべきかを整理して取り組む日々。前を走る一台一台を抜いていく感覚でね
・・・昔ゲームデザイナーだった自分は<ドラクエみたいにLv.0のキャラを強くして行って最後には県の頂点に立ってハッピーエンドを迎えられるよう>なシナリオを作ってアシストしてきました。小中学時代は年間300日以上のクラブへの送り迎え ~ 食事面を含めたボディメイク&コンディショニング ~ 親コーチ的に自主練のヒッティング&VTR分析と戦術を考えたり ~ 相当な費用も掛かるスポーツなのでそういう面も含めてetcできる限りのサポートをやってきて、こう書くとアレだけど仕事以外の時間をソコに全振りしてきたので自分の趣味とかやりたいことだっていろいろ犠牲にしています。そんな8年弱の色々が一気に報われた瞬間でしたね。なんかパズルの最後の1ピースがカチッとハマった感じだし、同時に、もう今後はライバルとのバチバチに競った試合を見て心がヒリヒリすることもないんだなぁ、と思うとなんか気が抜けていくような、RPG(ロールプレイングゲーム)を終えた感とか長編の一本の映画を見終えたような・・・なんかそんな感じがしています(^_-)-☆
どっかの親御さんに「このご時世に子供が健全なことに打ち込んでいてそれをサポートできるんだから幸せなことですよ」といわれたことがあるけど、確かに幸せな8年間でしたね。でももし下にもう一人子供がいてテニスをやっていて、もう一回同じことをやれって言われたら正直無理ですね。親もやり終えました