小4だった自分にサンタさんがプレゼントしてくれたのは天体望遠鏡。
もともと理科が好きだったからハマってしまい、
毎月の愛読書は”天文ガイド”という月刊誌になりました(遠い目)
6年生の頃には惑星の軌道計算とかマニアックになって、
大学生と文通(笑)して星のことを語り合ったりもうヲタクな天文少年でしたね。
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2007年生まれの息子はもうすぐ10歳になります。
「誕生日が近いね、何か欲しいものある?」
と聞くと、
「望遠鏡が欲しい」
というのでおもわずにんまり(=v=)
ゲーム機じゃなくてよかった(笑)
仕事の合間にさっそく物色開始。
キャンディーズ引退や原宿でタケノコ族が踊り始めた1978年(昭和53年)から2017年(平成29年)の今日までのこの約40年…
時代は物凄く変わりましたが望遠鏡的にはさほど機能的変化はないみたいね。
入門機にぴったりな経緯台の屈折鏡をセレクトし取り寄せすることに。
注文してから数日は”ただいま”のかわりに「とどいた~?」が帰宅の挨拶でした(^_-)-☆
やっと届きました~♪
夕飯もそこそこに大喜びで組み立て…
しかし、山形市の天気は季節がらずっと曇りか雪マーク。
今日だって積もらないまでも一日中雪がちらついていました。
でも奇跡が!
2階から「晴れ間から月が出てる~っ!」と息子の嬉しそうな叫び声が聞こえます。
ビルの谷間から月齢13日、満月直前の”幾望”が煌々と照らしています。
目標が大きな月ならなんとかなります(笑)
晴れ間とはいえパラフィン紙のような薄い雲に覆われくっきりとは見えませんがクレーターも見えます。
そして今どきの望遠鏡はスマホも取り付けられるんですね。
アタフタしていてきっちりアイピースにハマってなくてボケてしまいましたが(笑)
「いいことに気が付いたね。それは地球が回ってる証拠だよ 」
(これが体験を通して得る本当の知識なんだよ、と心の中で)
「おお、すげー。アイピース変えたら凸凹がはっきりみえる。宇宙人いないかな~!? 笑」
初めて見る光景に楽しそうなオマエを見てる方が父親としては楽しいよ、って(^_-)-☆
40年前、自分が最初に望遠鏡で見たのはやはり月。
特に感動したのはオリオン大星雲(M42/43)でした。
今時期ならちょうど20時ごろにオリオン座が南中するし、寒いけど晴れていればシーイング(←さっそく天文用語)も良い季節だから観測しやすいしね。
思いがけなく「夜空を眺める」という、
家族で楽しめる新たな楽しみができました(^^)
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「説明書をきちんと読んでガイドスコープとか調整しておきなよ」
「わかった。明日の昼にやってみる。星でなくても(地上のものでも)調整はできるんだよね?」
「ああ、アイピースの倍率で明るさとか見える大きさとかも違うからやってみるといいよ」
「わかった」
「ひとつ気を付けなければならないはうちから見えるのはマンションばっかりだからな。同じ小学校の女子も結構住んでるでしょ。覗いてる!といわれないように気を付けなよ(笑)」
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