それに普段飲んでいるのは1本1000円前後で奮発してもせいぜい3000円のテーブルワインです。(TVの格付け番組で5千円ワインが安ワイン扱いされてますが苦笑いしてしまいます)
1000円ワインは世間的には安ワインだと思われていますがちょっとまってください。
その価格帯でも名もない真面目な生産者が誇りを持って作っていて、
『こんな値段で飲めるようなワインではない』
ってボトルが結構あるんです。
素材はもちろん、手間暇、職人さんのプライドとか心意気が味にしっかり反映されていて、
価格を大きく上回る美味しさと上質感があるワイン。
当たったときは本当にうれしいです。
逆に高いのに???な味のことも多いですよ。特にフランスのブルゴーニュ...大御所とか高級ブランドともいえる産地です。
ブルゴーニュは一個の畑を各ドメーヌで分割所有してそれぞれの区域でドメーヌごとにワインをつくっていることも多いらしく、本当に美味しいワインを作って評価も高いドメーヌの横で「とりあえず○○の隣の畑だから作っておけば日本人が高いお金で買いに来てくれる」的な投げやりなドメーヌもあるから、もしそんなのに当たったら<高いのにマズイ>と始末に負えないです。
セールで3000円弱で購入したラ・ジブリオットのブルゴーニュルージュ(2011) ブラインドで出され1万円といわれても納得するレベル。 価格を大きく上回る美味しさと上質感とはこのこと。 秀逸なACブルピノです。もし安くなっていたら絶対おすすめの一本 |
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話は少しそれますが、自分は東京の杉並区にある高円寺という街で大学時代~社会人数年目まで結構な年数を過ごしました。
商店街には何軒もの八百屋さん、魚屋さん、果物屋さんなど目移りする程の小さなお店が立ちならんでいました(現在は知りません)。
「これ安いけど美味しいから騙されたと思って買ってき」
と肉屋のおっちゃんにすすめられて買った肉。
本当に美味しかった。
「どうだい俺の目利きは!」と無言で語っているようなおっちゃんの誇らしげな笑顔が浮かんできましたよ。
高円寺にはそんなプライドや心意気を感じられる食品を売っている名もない小さな店が多くて、一人暮らしの自炊が楽しくて仕方がなかったです。
一方、東京にはたくさんの洒落たレストランがあります。
ゲームソフトのプロデューサーになると、接待でいろんな高級レストランへ連れていってもらえることも多くなってきました。
なんとか牛。なんとかシェフの・・・いわゆるブランド品。
自腹ではなかなか食べることができない1皿1万円のブランド牛より、
高円寺のおっちゃんオススメの1000円しない肉の方が柔らかくて美味しかったことを思い出しました。
御遣い物でいただく有名な銀座の果物店だってそう。
旬じゃないフルーツを高そうな包装紙で包んで1個数千円とか。
"ウチの客はこのラッピングと価格に安心感を求めに買いに来る"
過剰なラッピングから透けて見えるのはフルーツではなく、儲けるための戦略のような気がしました。
そういういろいろなことがあって自分が始めたお店。
(これ以上書かなくてもじゃらんじゃらんのクレバーなお客様はもうお見通しでしょうけど 笑)
…じゃらんじゃらんの経営理念的なモノは...
期待せずに飲んだ方が思わずにやけてしまうようなコーヒーを売りたい。だからじゃらんじゃらんのコーヒーは変な上乗せをしないでお客様に喜んでいただける価格でホンモノを販売する。
そういう原体験がルーツなのかもしれませんね。
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値段は安くても思わずにやけてしまうワインを探すこと…もはや趣味みたいです^^;
さきほど先日注文していたワインが届きました。
9本届きましたが値引き品や特売品も含めてぜんぶで約1万円です。
正直、1~2回外に飲みに行くより安いです 笑
何回もリピしている銘柄もあるし今回お初の銘柄も混ぜていろいろです。
どれも開けるのがとても楽しみです^^
美味しいのが見つかったらおいおいwine&dineで紹介します
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今日も朝からお客様がひっきりなしにご来店くださっているようでm(__)m
さきほど店から「上がってる分だけでも持ってきてください」と、
焙煎した豆を急きょ届けに行ったら
「あったあったジャランジャラン! ここだぁ~」
焙煎した豆を急きょ届けに行ったら
「あったあったジャランジャラン! ここだぁ~」
とお客様がご来店されているところでした。
「こないだお友達に頂いて飲んだコーヒー、美味しかったので来てみました~。失礼ながらなんて名前の店だっけ?と忘れちゃって大通りで尋ねながらきました」と。
あ、デジャブ。こないだもまったく同じようなことがあったっけなぁ(記事)
あ、デジャブ。こないだもまったく同じようなことがあったっけなぁ(記事)
<有名な店じゃないから名前は覚えられないけど、七日町のナナビにあるコーヒー豆屋さん、お安いのに本当に美味しいわ>と口コミで新たなお客様が次々にご来店されるのが本当にうれしい今日この頃です。
『価格を大きく上回る美味しさの提供』を心掛け気持ちをいれて丁寧に仕事をしたいとおもいます。
駄文を書いてないで焙煎に戻ります、ハイ。
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