釣り好きは遺伝しますね。 中3の息子が完全にハマったみたい。まー蛙の子は蛙ってことです。ということで2つ前の記事内でも書いたかもしれないけど、先々週位に一緒に釣具屋さんに行ってリールを買ってあげて新品のロッドも一本あげました。ヒマがあれば居間でタックルをいじり倒し、YouTubeなんかで色んな糸の結び方を見ながらノットの練習を何度も繰り返してて「釣りに連れていって」と四六時中言ってます( ´艸`)
がしかし、海に行くだけで片道2時間往復4時間かかるから丸っと一日潰れるし、こちらもそんなにヒマでないので勉強とテニスを頑張るという条件付きです。心の中では<若いうちから釣りにハマるのは良いよ>って思いつつね※なんでかは文末に長文で(^_-)-☆※
・・・てことで日曜日に鶴岡の海まで行ってきましたよ。
3か所回ったけどあまり潮が動いて無くて海から感じる気配、いわゆる<魚っ気>がないです。釣り人も大勢いたけど青物や鱸を狙うルアー勢は不発、磯のクロダイ師と堤防のファミリーサビキにアジっ子がポツポツ程度しか釣れていないようでした(´;ω;`) そんな中、手を変え品を変えチャレンジしてカサゴとソイ他を家族3人で食べる位をキープして、生きた魚を〆て持ち帰って、家で刺身と潮汁にして余すところなく美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
※持論です※長文です※
σ(゚∀゚ )は知ってる人もいると思うけど、過去にゲームデザイナー時代は釣りを題材にしたスーファミ、プレステ、ウィンドウズのゲームを何本も作ったり、釣り雑誌に記事を書いたり、釣り具メーカーからはフィールドテスターをさせてもらったり、これは遊び半分ですが自分でも釣り具をプロデュースしたり、結構ガチに釣りをやってきました(今は忙しくてできてませんが)
この写真の記事は南米のジャングル迄魚釣りに行った時のもの。σ(゚∀゚ )若いな(遠い目)
・・・釣りって、世間一般的には<のんびり糸をたらす>イメージですが、
ガチな釣り=生きる力をアップする最高の趣味
だと思います。なんでかっていうと・・・
○計画力・想像力・遂行力のUP
その日、その瞬間のために入念な準備と戦略を練ります。<アソコにいってこういう釣りするか⁉ いや、アソコに先行者がいて入れなかったらアッチにいってアレをこーしてあーしてetc..>メインからサブプランまでフローチャートを作って遂行していく力、そして釣りの最中には、見えない水の中をイメージして脳内にその映像を作ってルアーなり餌なりを操作するという想像する力も確実にUPすると思います。
○判断力・情報整理力・対応力のUP
フィールドに入れば連続してやってくる変化を瞬時に判断し対応していかないといけないから、臨機応変に対応する力、そして情報を整理し対応する力が身につきます。そしてまた<今よりもっと釣るには⁉>とセッティング他に気を配ることは、日常でも細やかな配慮ができるようになったり、ちょっとした変化に気がついて早めに対応できることにもつながるのではないのかな、と。
○忍耐力・リカバリー力のUP
自然が相手だからいくら努力しようがどうしようもない時間があります。いずれやってくるチャンスまで踏ん張れれば忍耐力や精神力がUPします。また、いろんな失敗が重なるときだって多々です。すべてを謙虚に受止めて次に同じ轍を踏まないようにすれば、リカバリー力がUPしていきますね。
○食育・本物を知る
生きている魚を殺め捌く行為。それを感謝し食べれば自然や命を大切にする気持ちが強くなります。より美味しく食べてあげようと料理も丁寧になるし工夫します。この食育、間違いないはずです。余談だけど、漁船の網が入れられない岩礁帯で釣れる魚には自身で釣ることでしか食べることのできない高級魚も多いです。これも釣り人の特権ですね!
ま、こんな具合に、釣りを通して学ぶことって仕事や生活の日常すべてに応用がきくことばかりだし、それぞれの要素をもっと深く追及する気持ちを持てば、 すべてにおいて妥協点が自ずと高くなるし、生きる力がアップするのではないか!?と自分は考えてます。偉そうに書いてしまったけど、男の子を子育てするのにガチな釣りはホントに最適な趣味だと思いますよ(^_-)-☆