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2017年3月28日火曜日

狭い場所にギリギリ詰め込む☆今こそ過去の経験を活かす時!?

ボクは昔ゲームデザイナーをやっていました。
時代でいうと、ネットもないころ~モデム通信の時代…簡単に言うとバブル時代~弾けた辺りの頃まで10年くらいやってました。
クリエティブな事が好きなだけで実はゲームは好きでなかったんですけどね(笑)

で、ゲームデザイナーの仕事っていうのは、ゲームのアイディアを企画書にして、会社のGOが出たらプロジェクトチームを作り、仕様書(設計図)を書いて、デザイナーに絵を描いてもらい、音屋さんに曲を作ってもらい、プログラマーとともにゲームをつくりこみ、カセットのROMに仕上げる。簡単に言うとそんな仕事です。
実戦バスフィッシング必勝法in USA (Sammy)
===検索してみたらyoutubeに誰かが自分作のゲーム動画をアップしてました(笑)===

今の若い人には信じられないかもしれませんが、スーパーファミコン当時はカセットに内蔵してあるROM(記憶装置)の容量はせいぜい1Mバイトとか。
具体的には現在のデジカメやスマホで撮る写真のたった1枚分程度、上↑の画像なら10枚分くらいしかありませんでした。
そんな中に、沢山の画像とか音声とかゲームのプログラムとか全部埋め込むわけです。
ゲームデザイナーにとって必要なのは企画力やプロジェクトを推進する力ですが、当時は数あるアイディアを少ない容量にいかに埋め込むことができるか、という計算力もかなり必要とされていました。
ま、TVの匠の技リフォーム番組と同じですね。色んなアイディアを狭いところに工夫してモノを入れこむ力です。


で、何を言いたいかというと(笑)
4月に店舗を移転することになりました。
新店舗予定地の平面図が設計士から来ました。
もう少し広くお願いしていたのに色んな方たちの色んな事情が絡んで狭くなってしまいました。
ポジティブに考えれば、これからも2人でハンドリングできる範囲の大きさです。
じゃらんじゃらんもなんだかんだと15年目という節目の年だし、この機会に新たなことにもチャレンジしたい!
そんな狭いところに、ウチらしさはもちろん、新たにやりたいことも入れる。
じゃらんじゃらん 2017 新店舗予定地の平面図
どうやったらこの狭い箱に入るんだろう??
容量計算をしていたあの頃を思い出すな~。
ゆっくり考えている暇はありません。
頑張ります。



2017年3月20日月曜日

100%オーガニックワインや食材をテスト中☆美味しい・ヘルシー・カラダが喜ぶ組み合わせを探して♪

先日のFOODEXで頂いたり、名刺交換させていただいた企業や生産者さんから送られてきたオーガニック・ビオ系のサンプルで狭い事務所はいっぱいです。ありがたいです。
そんな素敵な素材にじゃらんじゃらんのテイストを入れつつカタチにしたいな、といろいろ。真白な画用紙に思うものを自由に描いていく感覚。


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3月18日
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フランス、イタリア、スペイン、チリからのビオワイン御一行様も到着。
サリュー! チャオ! オーラ!と声をかけていたら、春休みに入った小4の息子が聞いていて苦笑されました。ちょっとドヤなアピールをしちゃいますが、彼は自分の作った料理を毎日食べていて現在4年間無欠席の皆勤賞です(^-^)//""ぱちぱち
カラダは食べたもので出来ている。
だから食≒健康ということを実感しています(^_-)-☆
Delicious yet Healthy☆美味しいだけじゃなくてヘルシーを目指して

Delicious yet Healthy☆美味しいだけじゃなくてヘルシーを目指して

これはNO-MSGで鶏のバジルソースを作っているところ。
Delicious yet Healthy☆美味しいだけじゃなくてヘルシーを目指して

調味料も、すべてとは言いませんが、なるべくandできるだけオーガニック(有機)で。
Delicious yet Healthy☆美味しいだけじゃなくてヘルシーを目指して

人工着色料など不使用の刀削麺×地物オーガニック野菜でランチプレートっぽく仕立ててみました例。
Delicious yet Healthy☆美味しいだけじゃなくてヘルシーを目指して

先日のFOODEXで直輸入されている方がイチ推しだったPays d’Ocのソーヴィニヨンブラン。フランス政府のBIO認可ABマークとECOCERT認証のついたビオです。
口に含むと『はちみつ。桂花陳酒。バリ島の海岸の花。ほのかな樽香』が。
そして余韻がとっても長い。
コレ、ちょっと素敵すぎません?
個人的にはハウスワイン第一候補~っ!?
ハウスワイン第一候補
【 生産地:  フランス  
【 セパージュ: ソーヴィニヨンブラン(オーガニック) 
【 ヴィンテージ: 2015 】



…そんな素敵なフランスワイン×魅惑の台湾!のマリアージュだってアリだと思います!
ベジタリアンサーチャージャンとかベジタリアンルーロージャンが口の中でアジアの混沌を彷彿させてくれます。
台湾とかアジアの食材になると、その国の方々には大変失礼ながらイメージ的に「どうなのよ?」という方も多いのは事実です。
合成着色料とか保存料が入ってないのは直接確認済みです。
Delicious yet Healthy☆美味しいだけじゃなくてヘルシーを目指して


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3月19 
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イタリアのヴェネト州のビオ(白)をテスト。
連日のアルコールですが、こんなテストなら毎日でも構いません(^_-)-☆

料理もまたまたタイワニーズ!!
・小籠包
・台湾風鶏飯
・餃子の皮のチーズ巻き揚げ
・烏賊とインゲンのバターソテー

…と、大のお気に入りになったベジタリアンサーチャージャンとかベジタリアンルーロージャンが大活躍するメニューにしてみました。
さてさて、ワインとのマリアージュはどうかな!?
飲みやすいです。
青りんごのような爽やかな酸味と明るい口当たり。
凝縮感もほどほどありつつ、料理の邪魔をしない。実に飲みやすい白ワイン。
ビオ臭もなしで後味もスッキリ。
何にでも合いますって感じです。
これはこれでアリでしょう。
【 生産地: イタリア・ヴェネト 
【 セパージュ: ガルガーネガ,トレッビアーノ(オーガニック) 
【 ヴィンテージ: 2015 】


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3月20日
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イタリアのヴェネト州のビオ(赤)をテスト。
またまた連日のアルコールです(^_-)-☆

料理もまたまた中華系!!
・たまごとトマトの中華風炒め
・油淋鶏
・サラダほうれん草のサラダ
・カマンベールとバケット、メイプル掛け

食育の成果!?
息子も料理に興味があるみたいで、最近は積極的にキッチンに入ってきて手伝ってくれます(^-^)//""ぱちぱち
春休みの息子も積極的に手伝ってくれます。料理が好きみたい。

たまごとトマトの中華風炒め と油淋鶏

カベルネ・ソーヴィニヨン(オーガニック)
昨晩と同じ蔵元のカベルネ。
おや?カベルネ100%なのに青っぽさが少ないし、とんがったところも少ない感じ。
飲みやすいです。
かといって単に大人しいワインではないです。
例えるなら、いつも溌剌として陽気な感じで悩みなんかなく元気でそこそこ優秀な子。
クラスや会社に一人や二人、いましたよね(笑)
ベリー系の果実味も感じながら料理の邪魔をしない。
ビオ臭もなしで後味もスッキリ。
これまた実に飲みやすいワイン。
ボルドーのカベルネなんかだと脂身の少ないお肉にあわせるとワインが勝っちゃうことが多いけど、これは皮なし鶏ムネなんかでもばっちりOKです。
(息子とeimy店長は皮つきの鶏モモでしたが自分は脂肪の少ない皮なし鶏ムネで油淋鶏でした)

さて採点です。
「オレは76点!」「わたしは72点!」
これもアリでしょう(^_-)-☆

【 生産地: イタリア・ヴェネト 
【 セパージュ: カベルネ・ソーヴィニヨン(オーガニック) 
【 ヴィンテージ: 2015 】






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3月後半の試飲ワイン各種
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(3月31日追記)
4月上旬に店舗移動が決まって忙しくてブログにまとめる時間がないので写真だけです<(_ _)>
スペインのビオ。

ボルドーのビオ。

イタリアのビオ。この後ボルドーのブランも抜栓。

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4月1日の試飲ワイン
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(4月1日追記)
試作料理とチリのシャルドネ100%ビオ。マリアージュ完璧? 美味しい!

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「小さな店からほんものを。」

お店で販売する食材はすべて試します。
いろいろトライして失敗してみないと姿を見せない盲点的なこともあったり、楽しいですが、今は春からの新展開のこともあり、向かい風に向かって歩いている感じで猛烈にバタバタしています(^^ゞ
向かい風って辛いですが、でも凧は向かい風がないと舞い上がることができませんよね(^_-)-☆




ps.
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私たちじゃらんじゃらんスタッフはヴィーガンやマクロビ主義ではありませんし、お肉やお魚でも美味しいものなら何でも良く食べますが…より美味しくこころと身体が両方喜ぶようなFOODとの付き合い方を常々考えています=================

2017年3月9日木曜日

FOODEX JAPAN 2017☆安心安全で身体に良くて美味しいものを出来るだけリーズナブルに…今回の良い出会いをお客様につなげていきたいです

3月9日、幕張メッセへ出張です。
首都高速で多少渋滞にハマりましたが開場30分前に到着。
FOODEX JAPAN 2017

誰もが知っている大手ブランドから小さな食品会社や生産者まで3000社以上…広い会場の半分かそれ以上が海外からの出店社でまるで外国の空港にいるような感じです。
特にオーガニック・ビオ系の食品を扱っているところは海外企業がほとんど。
当たり前のように英語で話しかけられます。
アメリカ、ギリシャ、チュニジア、南アフリカ、スペイン、フランス、インドネシア、ベトナムetcからの出展社...それぞれ特有の”におい”はもちろん、英語にも”お国なまり”があってワールドワイドな感じ。
自分もeimy店長も小さなころから”語学を活かしたシゴトがしたい”ということで現地買付をしています。
なのでこういう英語での商談はとてもテンションがアガりますしバイヤー魂に火が付きまくりです(^^ゞ
全部は時間的に回れませんが、気になったところで試食試飲して、おっ!と思ったら名刺交換して話をします。
とはいえ、じゃらんじゃらんは個人の小さなお店なので、そんな規模の個店と小ロットで直取引していただけるかどうか…正直にウチの店の規模とスタイルを話します。

じゃらんじゃらんは『小さな店から、ほんものを。』というコンセプトで、オーガニックやヘルシーなフードと毎日売り切る分だけのコーヒーの焙煎をしている地方都市のとても小さな店です。扱っている品数は決して多くはありませんが、販売する商品は全て実際に食べたり使ってみて、自信を持って勧められるモノだけしか置きません。そしてお客様に永く使っていただけるように出来るだけリーズナブルなプライスで販売したいです。

そんなウチのスタンスに共感してくださった業者さまも多々でありがたいです。
すでに取引頂いているオーガニック系フーズ問屋さんにも挨拶しながら色んな最新情報やフードの背景などカタログには書いていない情報を収集します。
FOODEX JAPAN 2017


春過ぎ頃からの新展開も視野に入れているので、いろいろなオーガニック材料を使った最新レシピもその道のプロの方に直接教えてもらいます。
やっぱり身体に良いものはナチュラルで美味しい!
こういうのを口にすると、
あたかも健康に良いようなキャッチコピーとパッケージで、
イ●ンとかコンビニなんかに大量に売られているような商品には、
いかに余計な糖分や添加物だらけなのかがよくわかります。
ある店で『素材の持ち味を活かしました』とかいうのを食べたけど、
あれも大嘘だな。舌で感じる本質って意外と侮れません(苦笑)
FOODEX JAPAN 2017


フランスの生産者さん直の本格チーズを沢山試食させていただいて、イタリアやフランスワイン~シャンパーニュまで...これも新展開を視野に入れた仕事の一環ですか~!? 車で来るんじゃなかった…羨ましいです(笑)
(大手さんなんですけど生産者から直買付品多数でなかなか! そしてちゃっかり取引先として登録していただけることに)
FOODEX JAPAN 2017


美や健康×食。最新情報収集に余念がありません。
年齢なんて単なる数字ですよね、店長っ?(笑)
FOODEX JAPAN 2017


はるばる南アフリカからやってきた農園主さん。
コーヒー豆も、ワインのブドウも作ってるけど、オリーブオイルも作っているんだそうです。
特にオリーブオイルは農園から搾る工場までたった400mだそうで自信たっぷり。
自慢のオリーブオイルを飲ませていただきましたがこれは本当に美味しい!
そしてこの方にもウチのポリシーを理解してくださいました!
ここのオリーブオイルはお店に置きたいし使いたいな~。
FOODEX JAPAN 2017


試食試飲の連続でお腹は膨れるけど、最終最後まで頑張りました!
名刺はSOLDOUT。バッグは資料や頂いたサンプルでパンパン。
嬉しい出会いはもちろん、今後取引先となる世界中の会社や生産者さんと直に話せるのはとても良いですね。
インスパイアされたことも多々ですし、今年5月に満15周年を迎える今後のじゃらんじゃらんにプラスになるのは間違いないです。
安心安全で身体に良くて美味しいものを出来るだけリーズナブルに…今回の良い出会いをお客様につなげていきたいです。
業者の皆様、じゃらんじゃらんのお客様、食を通して健康で楽しい日々を送りましょう!
今後ともどうぞよろしくお願いします。


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夕暮れの首都高は混雑気味。
富士山も見えてるんですが画像だとわからないですよね。
ずっとつながる車の赤いテールランプ・川に映る灯り・暮れていく都会っていうマッチングが綺麗です。
FOODEX JAPAN 2017☆美味しい!楽しい!嬉しい!という良い輪をお客様につなげていきたいです。
かつて上京して、学んで、それから職に就いて、結婚して計10年以上はこの景色の中で暮らしてたんですよね…(遠い目)
そんなことをぼんやり考えながらeimy店長実家(店長は東京出身です)へ向かいます。
自分はそこでようやく飲めました(笑)



2017年3月7日火曜日

3月に飲んだ晩酌デイリーワイン★当たり外れが多い価格帯だから選ぶのが意外と難しい

(この記事の更新日;3月2日,5日,7日,11日,15日,16日)
日々のなんでもない晩酌ワインの備忘録です。

ところで晩酌って英語でなんて言うか知ってます?昔に勤めていた会社のアメリカ人社員に聞いたら普通に”evening drink”でした(^^ゞ with supperとかwith dinnerとつなげればなおわかりやすいかも。
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3月1日(水)
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◆Wine
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シャンパーニュを堪能した後に少し飲み足りなくてつなげた白。サラっとしていて主張や膨らみも感じないし言いい方が悪いけどちょっと地味な感じ。でも一応クーベーアー(QbA=特定産地上質ワイン) なんだってさ。ふーん…それを意識すればミュスカデの酸をまろやかにしたような感じだし、ミネラルっぽさも背後に感じます。まさに先入観のなせる業か!?(笑) それにしてもドイツ語の発音は懐かしい…大学時代に第二外国語で習ったっけ。喋れませんが。あわせた食べ物は食後のデザート的な自家製エッグタルト。やっぱりパイ生地と相性良いですね。クセがないのでパカパカといっちゃいました。パイ生地、例えばキッシュとかもイイと思います。あとは何を合わせたらいいかな的な感じの洋風料理の食中酒にはぴったりかと思いますし、ワインってよく分からないという方にも「飲みやすい1本」なのではないかな。リースリングはあまり積極的に買わないし飲まないけど今夜のようにパイ生地を使った料理の時や、普段ワインをあまり飲まない方を招いたとき用に1本位在庫しててもいいかも。馳走様でしたm(__)m
Moselland Rebgarten Riesling : モーゼルランド レブガルテン リースリング
【 名称 : Moselland Rebgarten Riesling (QbA)
【 読み : モーゼルランド レブガルテン リースリング (クーベーアー)
【 生産者:  Moselland (モーゼルランド) 
【 生産地:  ドイツ  
【 セパージュ: リースリング100% 
【 ヴィンテージ: 2014 】
【 このワインの評価:★★★ 普通 】

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3月2日(木)
2晩連続して飲むことにしました。年齢が進むとどうしても代謝が落ちるから飲んで食べるのを連続するとすぐ太ったりするのが気になりますが、自分たちは食べて飲む分運動したり、スーパーフードを取り入れた生活をして、”アラフィフが食べたりお酒を飲んで食ライフを謳歌しても健康ですっきりした身体でいられる”というのをお店のウリ的なもののひとつにしていますから(笑)ま、そんなことはどうでも良いですね。楽しく飲んでストレス解消です。

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◆Daddy's Kitchen
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今日のダディ料理は
・鮪とアヴォカドのアヒージョ風ソテー
・豚ときのこのガーリックソテー
・カマンベールとプリーツレタスのサラダ
画像はないですm(__)m



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◆Wine
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まずはオーストラリアのシャルドネ。金賞受賞農園で青リンゴや梨、トロピカルフルーツ、白桃の風味etc...とか書いてましたが味は想像がつきます。そして想像通りの”ゆるゆるな一本調子”です。ブルゴーニュのシャルドネなんかと比べると無意味に明るすぎるんですよね。バリ島のビーチ沿いにあるレストランとかカフェなんかでシュリンプのガーリックソテーみたいなのランチとともに飲むなら美味しいんだろうな(笑)…と書いて、買い付け先のバリでたまに飲むTWO ISLANDっていうワインを思い出しました。あれも確かオージー産シャルドネのブドウ液をバリに持ち込んで醸造したワインだったような!?…同じような味です。馳走様でしたm(__)m
ALDRIDGE TWYNHAM, CHARDONNAY  アルドリッジ トゥインハム シャルドネ
【 名称 :  ALDRIDGE TWYNHAM, CHARDONNAY 
【 読み : アルドリッジ トゥインハム シャルドネ
【 生産者:   Aldridge Estate (アルドリッジ エステート) 
【 生産地:  オーストラリア 
【 セパージュ: シャルドネ100% 
【 ヴィンテージ: 2016 】
【 このワインの評価★ リピはないな 】




あまりに軽いワインだったので2本目は重め系へ。レーズンラスクをだしてチリのカベルネを抜栓。この醸造者のワインは数年前にも飲んだことがあるような記憶が。1~2杯は果実感を上回る若いカベルネ特有の青っぽい感じで”いまいちかな~”とも思いましたが、3継ぎ目から少し開いて前面にプラムとかブラックチェリーのような感じが出てきて美味しくなりました。複雑味っていうか奥行感はそんなにないですけど1000円しないワインですからね。ボルドーのなんちゃらと無意識に比べるからそう思うだけで、産地と価格を考えればこれはこれで美味しいワインです。
ドライフルーツ系のかおりは干しぶどうがたっぷり入ったラスクと良く合います(^^) eimy店長はカベルネ系をすすんでは飲まないのですが、「某エアラインのエコノミーのカベルネよりは全然マシ。意外とイケる」とのこと。ワインとともにラスク一袋を開けちゃいました。こんな時間にたっぷりの炭水化物~っ(笑) 馳走様でしたm(__)m
William Cole Albamar Cabernet Sauvignon  ウイリアム・コール アルバマール カベルネ・ソーヴィニヨン
【 名称 :  William Cole Albamar Cabernet Sauvignon 
【 読み : ウイリアム・コール アルバマール カベルネ・ソーヴィニヨン 
【 生産者:   William Cole (ウイリアム・コール) 
【 生産地:  チリ 
【 セパージュ: カベルネ・ソーヴィニヨン100% 
【 ヴィンテージ: 2015 】
【 このワインの評価:★★★ 普通 】



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3月5日(日曜日)
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◆Daddy's Kitchen
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今日のダディ料理は
・ホタテと絹豆腐の塩バターソテー
・サラダほうれん草のクルミ・バルサミコ酢・オリーブオイル仕立てサラダ
・パンチェッタと細いパスタのコブサラダ風
・油揚げピザ
これ、油揚げを湯通しして水気をよく切って、溶けるチーズとトマトソース、適当な具を乗せてトースターで数分焼くだけです。糖質オフで簡単で美味しいですよ。オススメ。
油揚げピザ



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◆Wine
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ホタテがメインなのでロワールのミュスカデ。微発泡、クセがなく爽やかな飲み口で、魚介料理は当然として鍋とかでもOKな感じ。しかも1000円で2~300円お釣りがくる家計にも優しいワインです。悪く言えば薄い感じですが、料理の邪魔をまったくしないのでお水代わりにスイスイいけるのでウチでは定番です。ワイン本体を楽しむというよりは食事を楽しむための脇役。馳走様でしたm(__)m

【 名称 :  Roches Linieres Muscadet 
【 読み : ロッシュ・リニエール ミュスカデ 
【 生産者:    Roches Linieres (ロッシュ・リニエール) 
【 生産地:  フランス・ロワール 
【 セパージュ: ムロン・ド・ブルゴーニュ100% 
【 ヴィンテージ: 2015 】
【 このワインの評価:★★ 普通 】




続けて2本目(笑) 軽いワインのあとは紅で濃い目のが飲みたくなります。スペインの赤。これも1000円でお釣りがくる安いワインです。かなり野暮ったい感じのエチケット。期待しないで開けたら、コルク長が安ワインにありがちな4㎝未満でなく4.5㎝くらいあります。ガルナッチャ主体ということで色が綺麗です。バニラが引っ張り後に果実の良い香り。そしてほんのりとした樽香。白胡椒とか乾いた赤土っぽい余韻もでてきて複雑さも感じますしっかりしていてボリューム感もあるのに、フルーティーでフレンドリーな感じで飲みやすい。醸造している方が真面目に作ってあるのがなわかるようなワインです。「あれ、これイイんじゃない!!」とeimy店長とにっこり(^^1000円未満で買えるスペインワインの王様だと思うJURGO’98には及びませんが風味の系統は似ています。これはリピかもです。馳走様でしたm(__)m

【 名称 :  Enterizo Reserva 
【 読み : エンテリソ レセルバ 
【 生産者:  Bodega Covinas (ボデガ・コビニャス) 
【 生産地:  スペイン・ヴァレンシア 
【 セパージュ: ガルナッチャ,ボバル 
【 ヴィンテージ: 2011 】
【 このワインの評価:★★★☆ 美味しい 】


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3月7日(火曜日)
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◆Daddy's Kitchen
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今日のダディ料理は息子のリクエストで餃子。うちの餃子はシンプルな挽肉・キャベツ・ニラ・生姜に、調味料はウェイパー少々とごま油+お酒、塩胡椒のみ。ニンニクや刻んだ大葉は入れたり入れなかったりで、皮以外は手作りです。
・餃子
・余った餃子の餡で団子を作って野菜やキノコとキムチ炒め風
・韓国風サラダ

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◆Wine
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こんなメニューなので今夜は飲むはずではなかったのですが…「何飲む? ビール?」
「そういえば餃子バルってのがあるんだって。ワイン出すらしいよ」「え、ワインと餃子? それってなんか微妙」「やってみる?」
Loica Merlot  ロイカ メルロカサ・デル・トキ
チリのメルロ。カシスっぽい感じで軽いし若い。ヴィンテージをみると2016。納得。
円みはあるけど複雑味はなし。当たり障りのない赤ワイン。この位明るくてどーでも良い感じだと餃子に合います。一応褒めてます(笑)馳走様でしたm(__)m

【 名称 :  Loica Merlot 
【 読み : ロイカ メルロ 
【 生産者:  Casas del Toqui (カサ・デル・トキ) 
【 生産地:  チリ 
【 セパージュ: メルロー100% 
【 ヴィンテージ: 2016 】
【 このワインの評価:★ リピはないな 】



1本目がまさに餃子にビールのビール代わりだったので飲み足りません。続けて2本目(笑) 確か1か月半くらい前にワンの歓迎会でローラン・ペリエの後に続けて飲んだワイン。
Viejo Vinedo Red Wine ヴィエホ・ヴィニエド レッド・ワイン
青っぽい酸味が前に出て後から果実味もとらえどころのないファジーな感じ。セパージュを見ると「ボナミコって!?」何コレ的な葡萄も混ぜてあるみたい。面白いんだけどぼやけていてまとまり感みたいなのがないな~。同じような価格のワインだけどさっきのチリメルの方が美味しかった。リピートはないかな!?

【 名称 :  Viejo Vinedo Red Wine 
【 読み : ヴィエホ・ヴィニエド レッド・ワイン 
【 生産者:  RPB 
【 生産地:  アルゼンチン 
【 セパージュ: ボナルダ,マルベック,テンプラニーリョ,ボナミコ 
【 ヴィンテージ: 2014 】
【 このワインの評価:★ いまいち 】


∴‥∵‥∴‥‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥‥∵‥∴‥∵‥


3月11日(土曜日)
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◆Daddy's Kitchen
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東京出張も無事終わったので乾杯です!そのFOODEXでオリーブオイルとかバルサミコ酢とか添加物の入ってないピュアなオリーブとかをいろいろサンプルでいただいたのでテストも兼ねてそれを活かす料理です。
・鶏のパエリア
・スモークタン、レモンとバルサミコ酢、刻みオリーブをたっぷりかけたのサラダ
・じゃがいものフライ、トマトチーズディップ

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◆Wine
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こんなメニューなのでまずは白。
Ch. Haut Riot Bordeaux Blanc シャトー・オー・リオ ボルドー ブラン

見た目は少し濃い目のボルドーブランです。鶏のパエリアのサフランライスやおこげ、そして鶏モモにぴったりマッチ。爽やかさ、ミネラル感、コク。雑味もなくてバランスが良いです。
普通に美味しい白ワイン。馳走様でしたm(__)m

【 名称 :  Ch. Haut Riot Bordeaux Blanc
【 読み : シャトー・オー・リオ ボルドー ブラン 
生産者:Vignobles Latorse(ヴィニョーブル・ラトゥーヌ) 
【 生産地:  フランス,ボルドー 
【 セパージュ: ソーヴィニヨンブラン60%, セミヨン40% 
【 ヴィンテージ: 2015 】
【 このワインの評価:★★ 普通 】




やっぱり飲み足りなくて2本目。
Cloof Happy Dragon Pinotage Shiraz クルーフ ハッピー・ドラゴン ピノタージュ シラーズ
久しぶりに南アフリカ。この銘柄は2年ぶりくらい。フリーズドライのイチゴのような収斂性のある酸の幕があってそれが破れて後から一瞬だけスパイシーさが出てくきて、梅の飴みたいな後味になって消える。でもうまみが少ないし、心地よい重さを感じないんだよね...。何回飲んでも、時間がたってもそんなカンジの一本調子。あれ、こんなんだっけ?な印象。前飲んだ時はもっと複雑で奥行きがあって美味しく感じたような!?馳走様でしたm(__)m

【 名称 :  Cloof Happy Dragon Pinotage Shiraz
【 読み : クルーフ ハッピー・ドラゴン ピノタージュ シラーズ 
生産者:Cloof Wine Estate (クルーフ・ワイン・エステート) 
【 生産地:  南アフリカ 
【 セパージュ: ピノタージュ,シラーズ 
【 ヴィンテージ: 2013 】
【 このワインの評価:★★ 2度目はないな~ 】






3月15日(水曜日)
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◆Daddy's Kitchen
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今日のダディ料理は息子が大好きでリクエストがあった『キーマカレー』うちのキーマカレーの隠し味は蜂蜜と有機ドライトマト。刻んで入れて一緒に煮込むというか炒めます。これが実に良い味を出してくれます。(今日は売り切れていますがお店で売っています)
うちのキーマカレーの隠し味は蜂蜜と有機ドライトマト

ナン・サフランライス+キーマカレー

息子がおつまみを作ってくれるそうです。自分の背中を見て育っている感ありますね(^^ゞ餃子の皮に、チェダーとかモツァレラとかクリームとかいろいろなチーズを巻いてオリーブオイルで揚げてくれました。
息子がおつまみを作ってくれるそうです

餃子の皮に、チェダーとかモツァレラとかクリームとかいろいろなチーズを巻いてオリーブオイルで揚げてくれました

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◆Wine
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今夜はローヌのビオワインで(^^)/▽☆▽\(^^)です。
M. Chapoutier Collection Bio Pays d'Oc Blanc M. シャプティエ コレクション・ビオ ペイ・ドック ブラン
ローヌっぽい柔らかい口当たり。キーマカレーというクセの強い食べ物を邪魔しません。
むしろその酸が良い感じで脂を流してくれますね。ビターレモンのようなビオ系の後味もちゃんとあってワインを飲んでる感じも十分です。オーガニックなのが良いですね。馳走様でしたm(__)m

【 名称 :  M. Chapoutier Collection Bio Pays d'Oc Blanc 
【 読み : M. シャプティエ コレクション・ビオ ペイ・ドック ブラン 
【 生産者:  M. Chapoutier(M. シャプティエ)
【 生産地:  フランス 
【 セパージュ: グルナッシュブラン?? 
【 ヴィンテージ: 2014 】
【 このワインの評価:★★ 普通に美味しい 】



さて2本目(笑) 白→白の展開。春っぽくなってきたからかな? 開けたのはオーストリアのワインです。微発泡。フルーツ。ミネラル。エッジに僅かにスパイス。いちごをつまみながら飲みましたが、これは魚介にあわせるべきワインだな...と思いました。なんだろ、ミュスカデとリースリングを足して2で割ったような白ワイン。1本目×魚介料理で再トライしてみたいですね。
Gruner Veltliner BLACK LABEL  グリューナー・ヴェルトリーナー ブラックラベル

【 名称 :  Gruner Veltliner BLACK LABEL 
【 読み : グリューナー・ヴェルトリーナー ブラックラベル 
【 生産者:  ヴィンツァー・クレムス 
【 生産地:  オーストリア 
【 セパージュ: グリューナー・ヴェルトリーナー 
【 ヴィンテージ: 2015 】
【 このワインの評価:★★ もう一回飲んでみるかも 】





3月16日(木曜日)
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◆WINE&DINE
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今日のダディ料理は、
・やり烏賊のカラマリ
・ほうれん草と有機オリーブのサラダ
・豚とナッツのバルサミコ酢・蜂蜜醤油のソテー
・バケットと揚げチーズ
を、スペインの白で(^^)/▽☆▽\(^^)

休みだけど、一日中仕事して、夕方ジョギングしてお風呂に入ったら喉が渇いたので、ビール代わり…やり烏賊のカラマリということで白を選んでキンキンに冷やしたんだけど想像していた感じのすっきりした白ではなく、濃厚でふくよかな感じの白。説明には”フィロキセラ禍以前からの自根で今日まで生きのびている樹のブドウを5%…”のようなことを書いてましたが、バナナのコクっぽい濃さを感じます。なので、店で売っているモデナのバルサミコ酢と3種類のはちみつを混ぜてオリーブオイルとガーリック醤油で炒めた豚の方があっている感じ。赤じゃなくて軽い肉料理と合わせたい時に重宝するワインかもしれません。これ、自分は結構好きですね。この蔵の赤ワインも好きでたまに飲みます。
Campules La Rubia  カンプレス ラ・ルビア


【 名称 :  Campules La Rubia 
【 読み : カンプレス ラ・ルビア 
【 生産者:  Bodegas La Purísima (ボデガス・ラ・プリシマ) 
【 生産地:  スペイン 
【 セパージュ: ? 
【 ヴィンテージ: 2015 】
【 このワインの評価:★★ まーまー 】



∴‥∵‥∴‥‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥‥∵‥∴‥∵‥


肩肘張らない1000円でお釣りがくるデイリーワイン。品質管理がしっかりしていると思う専門店から選んでも当たり外れが多い価格帯だから選ぶのが意外と難しいです。でも、5日に飲んだスペインの赤(Enterizo レゼルバ)のように名前が知られていないだけで価格を大きく超える凄く美味しいワインも結構あります。そういう一本に当たったときはにんまりしてしまいます。